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大毅の家の前に着いて、インターフォンを押す。
この時間、大毅のお母さんはいるはず…だから、大毅が出てくれなくてもお母さんは出てくれるだろう。
そう信じて力強く押した。
《はい…》
「おばちゃん開けて！A！」
インターフォン越しに聞こえてきた声は、大毅のお母さんだった。
昔と変わらない言い方で、お願いする。
自然と口から出たセリフだけど、久々に言った。
「A久々やん！」
玄関のドアが開いて、大毅のお母さんが出てきた。
家を訪れるのが久々だから、大毅のお母さんを見るのも久々だった。
でも、そんな事を思い出している暇はない。
「大毅おる？」
「居るけど……」
「ごめん、おばちゃん！お邪魔するわ」
大毅のお母さんをすり抜けて、大毅の部屋を目指した。
二階の一番端の部屋。
前もこうやって、大毅の部屋に向かって走ったなって…思い出した。
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★ - ページ19【目から涙か溢れた。】→涙が だと思います。 (2018年4月29日 23時) (
レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - いつもきゅんきゅんしながら読ませていただいてます！浮気、そしてどこか冷たい重岡くんが最高です！引っ越し…という設定は物凄く切なくて泣きそうになりました！これからどうなるのかが楽しみです！応援しています！ (2018年3月7日 16時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まお
| 作成日時：2018年2月25日 15時
