Who…？ 【Tomohiro.K】

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「ん、わかった……」




その言葉で、男の唇が重なった。




正直、すっごい鳥肌が立っているし。
気持ち悪い。今すぐ逃げたい。



けど、死にそうになってる智洋をほっとけない。



本当にお人好しだなって思う。

あれだけ裏切られたのに。
なんで自分を犠牲にしてまで助けてるんだろ。




「Aっ……！」




「もう呼ばないでよ！……逃げてよ」




「はーい、Aちゃんはこっちに集中して」




ドサッと押し倒されて、制服のリボンを解かれる。



私がこいつのものになるって決めたからか、智洋を殴る人はもういなかった。



というより、智洋の周りにはもう人がそれほどいなかった。




今なら……逃げれるじゃんっ、
なんで逃げないの……？




「集中しろって言ってんだろ」




私が智洋の様子を伺っているのが分かったからなのか、男は私を殴った。




「痛ｯ……」




その間にも、男はどんどん私の制服を脱がそうとしている。




本当に壊されそう

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