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その後、色々と教えて貰いながら食材の下準備を進めた。
自分たちの準備が終わったのか、近付いてきた園子ちゃんが料理の話をしている私達を見て、ものすごく残念そうにしたのは見なかったことにしよう…
安室さんとの作業なだけあって、喋りながらでもあっという間に準備が終わってしまった。
私達が終わる頃には子供たちと博士も、ある程度集まったのか戻ってきた。
園｢みんな終わったみたいだし、時間もいい感じだし始めましょっか！｣
安｢それじゃあ、火をつけましょうか｣
蘭｢お願いします、安室さん！｣
｢私達は火がつくまでお皿とかの準備しよっか！｣
歩｢はーい！歩美、ちゃんと運ぶね！｣
光｢分かりました！ほら、元太くんも運びますよ！｣
元｢おう！皿がねぇと食べられないからな！｣
コ｢じゃあ、僕は飲み物運ぶね！｣
哀｢私も一緒に運ぶわ。一人じゃ大変でしょう？｣
阿｢わしはお箸やタレを運ぶかの！｣
｢みんな、足元に気を付けて運んでね〜｣
残りの準備をみんなで行い、全て運び終わる頃には火もつきバーベキューが始まった。
食材担当だった私と安室さんが中心となり、お肉や野菜を焼きながら皆で沢山話しをしながら楽しんだ。
食後は、子供たちと博士が拾ってきてくれた枝を使い小規模ながらキャンプファイヤーをした。
キャンプファイヤーを使って焼きマシュマロや焼きバナナなど食後のデザートも食べた。
いい感じに溶けたマシュマロが美味しくて沢山食べていると、そんな私を見て安室さんが笑っていたので、つい少し睨んでしまう
キャンプファイヤーとデザートを楽しんだ後は、施設内にあるお風呂に入りに行った。
施設のお風呂と侮るなかれ
なんと！ここのお風呂は露天風呂だった。
温泉と言うだけで気分が上がったのに、露天風呂だったためはしゃいでしまった。
お風呂で安室さんと、今日どうだったのかを色々聞かれたけどそれとなく濁しながら話しておいた。
お風呂上がりは、空気が少し冷たくても身体は温泉の効果で暑いくらいに温まっていた。
少し冷ますため、まだ火の残っているキャンプファイヤーの近くに座っていると、隣に安室さんが座ってきた。
安｢Aさん、まだ寝ないようでしたら昼間に教えて貰った場所に行きませんか？
もちろん二人で、ね？｣
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作者名：夜桜 | 作成日時：2020年4月3日 23時
