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「景光さん、私を好きになってくれてありがとうございました。そのおかげで今まで避けていたものと向き合えました。

本当に景光さんには感謝しています。でも、景光さんの想いに答えることはできません…」


諸「そっか〜残念!俺じゃダメだったんだもんね…
うん、でも大丈夫。何となくわかってたから」


「そうだったんですか…?」


諸「まぁね笑 組織に潜入してたでしょ?だから観察眼とか鍛えられてるからね笑」


「そんなに分かりやすかったですか?」


諸「うーん…親しい人にしか分からないくらいだと思うよ?」


「そうですか。はっ!もしかして…」


諸「薄々だけどゼロも気づいてるんじゃないかな?」


「やっぱりですか…」


諸「かもしれないね〜笑
…でも、分かってたとしても結構辛いものだね笑」


「ごめんなさい…その、何か言いたいことがあるなら言ってもいいですよ?」


諸「あっ、別に責めたいわけじゃないから気にしないで?ちゃんと答えを聞けてスッキリしたし!」


「研二さんといい、景光さんも優しいんですね。
何か言われてもいいんですよ?」


諸「別に何も言わないよ。誰を好きになるかはAちゃんの勝手だし、俺達の事をしっかりと考えて出した答えだもん。」


「本当に、なんでそんなに優しいんですか」


諸「あはは笑 別に優しくなんかないよ。
ただ、これからも仲良くしたいっていう下心があるだけだよ笑」


「ふふっなんですかそれ笑
景光さんが良ければ、私もこれからも仲良くしたいです!」


諸「やった笑 折角仲良くなれたのにこのまま終わるなんて嫌だもん。
だからさ、これからも話したり一緒に出掛けたりしようね!」


「景光さんさえ良ければ!私もこのまま終わるなんて嫌ですから。

本当にありがとうございます。仲良くしてくれて、好きになってくれて…感謝してもしきれません」


諸「俺は何もしてないよ。ただ、仲良くなって気付いたら好きになってただけ!それに、俺こそ助けて貰ったんだもん、感謝してるよ。
まあ、お互い感謝してるってことで、これからもよろしくね、Aちゃん♪」


「私こそよろしくお願いいたします、景光さん!」









その後、少し話をして暗くなったため下に降り、家まで送ってくれてお別れとなった。

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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年4月3日 23時

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