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271. ページ24

「そういえば、蘭ちゃんの家に置いてあるものはどうするの?」


新「蘭達には先に伝えて、荷物は家に運んである。寂しがられたけどよ、これからは俺として一緒にいられっからな」


哀「はいはい。惚気はいいから自分の家に戻ってするべき事をしたらどうかしら?」


新「言われなくてもちゃんとするっての!」


「あはは…まぁ、今のところ無事に戻れてるようでよかったよ」


哀「大丈夫だと判断できるまで家を出ないこと。
念の為、毎日検診をしに行くわ」


新「おう。んじゃ、また明日な」


「何かあったら連絡してね!協力するから」


新「サンキュ。」




哀「Aさん、悪いのだけど私もこれからしなきゃいけないことがあるの。」


「そっか、わかったよ!私もするべき事をする!」


哀「?よく分からないけれど、頑張ってちょうだい」


「うん! 今日は帰るね、また今度お茶会しようね!」


哀「えぇ、もちろんよ。」









新一くんと哀ちゃん、二人と別れたが今は三時過ぎ。
このまま家に帰るのも勿体ないし、ポアロでお茶して帰ろうかな



ということで、ポアロに到着!
窓際にある二人がけの席に、研二さんがいるのが見えた。

まだ私に気づいてないみたいだから、びっくりさせちゃおっと!





カランカラン♪



梓「いらっしゃいませ!あっ!」








梓さんが私に気付き、声をかけようとしてくれたけど、口元に指を持っていきシーっという合図をした。

何かを察してくれたようで、静かに頷き笑ってくれた。

梓さん可愛い…!

と、少し目的とズレてしまった。


研二さんの背後に近付くと、そーっと肩を叩いた。









萩「うえっ!?て、Aちゃん!もう、びっくりしたよ〜」


「えへへ笑 外から見えたので驚かそうと思って!
今日は研二さん一人ですか?」


萩「んー?そうだよ〜珍しいと思った?笑」


「そうですね笑 だいたい陣平さんと一緒にいますから」


萩「やっぱり?今日はたまたま非番がズレちゃってね、することないからお茶でもしようかなって」


「それならご一緒しても?用事も終わっちゃってすることなくて」


萩「Aちゃんなら大歓迎だよ!何頼む?」


「んー…紅茶と特製ケーキにします!」


萩「俺はコーヒーのお代わりと同じケーキを」


梓「はーい!少々お待ち下さいね!」

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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年4月3日 23時

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