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「そういえば、蘭ちゃんの家に置いてあるものはどうするの?」
新「蘭達には先に伝えて、荷物は家に運んである。寂しがられたけどよ、これからは俺として一緒にいられっからな」
哀「はいはい。惚気はいいから自分の家に戻ってするべき事をしたらどうかしら?」
新「言われなくてもちゃんとするっての!」
「あはは…まぁ、今のところ無事に戻れてるようでよかったよ」
哀「大丈夫だと判断できるまで家を出ないこと。
念の為、毎日検診をしに行くわ」
新「おう。んじゃ、また明日な」
「何かあったら連絡してね!協力するから」
新「サンキュ。」
哀「Aさん、悪いのだけど私もこれからしなきゃいけないことがあるの。」
「そっか、わかったよ!私もするべき事をする!」
哀「?よく分からないけれど、頑張ってちょうだい」
「うん! 今日は帰るね、また今度お茶会しようね!」
哀「えぇ、もちろんよ。」
新一くんと哀ちゃん、二人と別れたが今は三時過ぎ。
このまま家に帰るのも勿体ないし、ポアロでお茶して帰ろうかな
ということで、ポアロに到着!
窓際にある二人がけの席に、研二さんがいるのが見えた。
まだ私に気づいてないみたいだから、びっくりさせちゃおっと!
カランカラン♪
梓「いらっしゃいませ!あっ!」
梓さんが私に気付き、声をかけようとしてくれたけど、口元に指を持っていきシーっという合図をした。
何かを察してくれたようで、静かに頷き笑ってくれた。
梓さん可愛い…!
と、少し目的とズレてしまった。
研二さんの背後に近付くと、そーっと肩を叩いた。
萩「うえっ!?て、Aちゃん!もう、びっくりしたよ〜」
「えへへ笑 外から見えたので驚かそうと思って!
今日は研二さん一人ですか?」
萩「んー?そうだよ〜珍しいと思った?笑」
「そうですね笑 だいたい陣平さんと一緒にいますから」
萩「やっぱり?今日はたまたま非番がズレちゃってね、することないからお茶でもしようかなって」
「それならご一緒しても?用事も終わっちゃってすることなくて」
萩「Aちゃんなら大歓迎だよ!何頼む?」
「んー…紅茶と特製ケーキにします!」
萩「俺はコーヒーのお代わりと同じケーキを」
梓「はーい!少々お待ち下さいね!」
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年4月3日 23時