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265.ドレス ページ18

コナンくんと二人で、蘭ちゃんと園子ちゃんと合流した。

合流したあとは、園子ちゃんが乗ってきたであろう車に乗せられ、コナンくんの言う例のお店に向かっている。


向かっている間は、退院のお祝いを二人にされ、私が学校に行っていない間にあったことなどの話を聞いていた。


話を聞いていると、目的のお店に着いたのか車が止まった。









園「着いたし、降りるわよ!

さ、Aに似合うドレスを選ぶわよ!」


蘭「おー!
あ、これなんて可愛いと思う!」


園「確かにいいわね…でも、折角なら大人な感じにしましょ!」



「コナンくん、これはどういうこと?」


コ「どうって、A姉ちゃんが着るドレスを選びに来たんだよ!」


「いや、だから何でドレスを??」


コ「それはお楽しみに!
ほら、A姉ちゃんも自分の意見言わないと、二人が決めちゃうよ?」


「ええ??行ってくる…」


コ「うん、いってらっしゃい!」









ドレスを選ぶ理由を聞いても、何も答えてくれないコナンくん

少しくらい教えてくれてもいいのに…と心の中で文句を言いながら、蘭ちゃんと園子ちゃんの元に行く









蘭「A、これなんて似合うと思うんだけど、どうかな?」


園「私は、こっちがいいと思うんだけど、どう!?」


「うーん…こう、ピンと来ないかなぁ」


蘭「似合うと思うんだけどな〜」


園「これがいいとかないわけ?」


「んー…これ、とか?」


蘭「わぁ!そのドレス綺麗だね!」


園「良いんじゃない?着てみなさいよ、A」


「本当に着るの?」


園「もちろんよ!
すみませーん、このドレス試着いいですか?」


店「かしこまりました、こちらへどうぞ」


蘭「行ってらっしゃい、A!」









二人に見送られ、店員さんに着いていくと専門の人だろうか?

試着用の部屋に通され、先程とは別の人に手伝ってもらいながらドレスに着替えた。


着替えながら選んだのは、ビスチェ風ドレスだということ。夜空の色みたいと言うと、ミッドナイトブルーと言う色だということも教えてくれた。


落ち着いた色のドレスで、大人っぽさもあるけど背中は同じ色のリボンが編み込まれていて、少し可愛さもあって気に入ったため、このドレスにすることにした。

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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年4月3日 23時

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