249.合同チーム ページ2
今回の作戦の指揮を執るのは、公安代表の零さんとFBI代表の赤井さん。
その補佐に、景光さんとお兄ちゃん、ジェイムズさん、ジョディさんが就く。
組織について詳しい人を代表にするとこうなった為、制御役と仲介役をそれぞれ補佐として出すことになったらしい。
その気になって協力し合えば、心強いのは分かってるんだけど、先程の様子を見ると不安になる。
そして、一番の不安要素はFBIの方からの私に対する視線だよ…
コナンくんは赤井さんやジョディさん達を通じて知っている様だけど、私は知らないよね…
小学生のコナンくんは認められてて、高校生の私は認められてないって可笑しくない?
まぁ、別に認められてなくても参加させてもらえるだけ有難いんだけどね。
FBIの人は知らないと思うけど、私そこそこ頑張ってるんだよ??
情報集めるために知ってそうな人に声掛けしたりしたし!
わざわざ言わないけどさ…
降「現段階での情報は以上だ。
そして一つ言っておくことがある。
不思議に思ってる人もいると思うが、今回の作戦に公安とFBIではない者が数名いる。
所属はしていないが、優秀な者たちだ。協力して組織壊滅を目指す。
俺からは以上だ。」
赤「俺からも言っておこう。
数名彼らに対し、奇異の目を向けている者がいるが頼もしい協力者だ。
彼らに何かしようものなら、作戦から外される覚悟をしておくといい。」
降「…今回の会議はこれで終了だ。くれぐれも情報を外部に漏らさぬようにしてくれ。
それでは、解散。」
「会議終わりましたね。これからどうしよう…」
コ「僕は赤井さんの所行ってくるね!」
松「俺達は降谷の所行くがどうする」
萩「良かったら一緒に行く?」
「んー…話したいこともあるので一緒に行きます。
また後でね、コナンくん」
コ「うん!またね、A姉ちゃん!」
会議もお開きになり、コナンくんは赤井さん。
私、陣平さん、研二さんは零さん達の所に行くことにした。
会議の最後の言葉、きっと私やコナンくんのことを気遣ってだよね…?
もし、そうなら少しでも役に立てるように頑張らなきゃ!
そんな気持ちを胸に零さん達の元へ向かった。
160人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2020年4月3日 23時