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「ん、出来た。これでいい?」
伊「おう!流石は俺の子分だぜ!
オラ、特別に帽子付きのツヤツヤのドングリをやる!珍しいんだぜ!?」
「そうなの?…ありがとう」
伊「ほわほわする!!」
「ほわほわ…?善逸、炭治郎どういう意味が分かる?」
善「伊之助なりの嬉しいみたいな感じだよ、Aちゃぁぁぁん!」
炭「喜んでもらえて良かったな、伊之助!」
伊「なんてったって帽子付きだからな!!」
「別に喜んではない。何となく懐かしい感じがしたから…」
善「!そっかぁ〜!」
「善逸、その顔やめて」
善「えっ!ちょっと酷くない!?」
炭「少し緩みすぎて気持ち悪いぞ、善逸」
伊「何ニヤニヤしてんだ気持ちわりぃ」
善「ちょっとぉ!!なんで総攻撃してくるのさ!!」
煉「うむ!我妻少年!!静かにしような!!」
善「うわぁぁ!すみませんんんん!!」
先生が来ているのにも気づかずに騒いでいた善逸が注意を受けてまた騒いでいる
因みに私達は気づいて直ぐに席に着いた
一人で騒いでいるのに気づいて泣き真似をする善逸を見ると自然と笑みが零れた
昔もこんな風にふざけあった、な…?
昔?意味がわからない…
炭「どうかしたか?」
「いや、なにか忘れてる気がして…
気になるくらい顔に出てた?」
炭「いや、戸惑っている様な匂いがしたからな!」
「匂い…炭治郎は鼻がいいんだね」
炭「驚かないのか?」
「だってそれは炭治郎の長所なんでしょ?何か優れている事があるのは凄い事だよ」
炭「そうか!」
「何か嬉しそうだね、炭治郎」
炭「前、大切な人から同じことを言って貰えてな!その事を思い出したんだ!」
「そっか、良かったね」
炭「あぁ!
(また同じ事を言ってくれるとは思ってもいなかったな…)」
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年3月12日 2時