【鬼滅の刃】この想いを君に【我妻善逸】 (ページ29)

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人気が… ② ページ29

『善逸は着てなくて良いの？』

善｢心配してくれてありがとね！？Aちゃんの方が大切だから着てて？！｣

『ん、分かった。

ふふっ、やっぱり善逸のだと大きいね。流石男の子って感じ』

善｢ン"ン！！もう何それ！？Aちゃん可愛すぎなんだけど！！｣(ｷﾞｭｯ

『わっ！その、そろそろ向こう戻った方がいいんじゃない？！冨岡先生戻ってくるみたいだよ』

善｢げっ！また殴られる！！また後でね、Aちゃん！｣

急に私の所へ来たかと思うと、体操服の心配をしだした。
長袖は特に必要ないかなと思い置いてきたと言うと、自分のを貸すから着ててと言われた。

ここで借りておかないと、後が面倒くさくなることが分かっているため大人しく借りる事にした。

善逸から借りた上着を着ると、やはり少し大きい様で手が出ず、その事を素直に伝えると顔を赤くしていた。

善逸が男子の方へ戻り、私も女子のみんなの所へ戻る。
歩いているとふわっと善逸の香りがし、少し悪いなと思いながらも上着の匂いを嗅いでみる。

すると、善逸に包み込まれているような感覚に陥る。
瞬間、これはダメだと思い前を向くと、こちらを見てニヤけている女の子達。

見られた…
瞬時に匂いを嗅いでいた腕を下ろし、何も無かったように皆の元へ戻る。

女1｢何なに？Aちゃんって善逸君と付き合ってるの？！｣

女2｢Aちゃん可愛いー！｣

『余りからかわないで！あーもー！恥ずかしい…！///』

女2｢いいと思うよ！キュンとしちゃった～｣

女1｢私も～あんな事されたらそりゃ惚れるよね～｣

『善逸はダメだからね！？』

女1｢ぷっ！アハハッ！私が言ったのはAちゃんの事だよ～｣

女2｢あんなの見せられて善逸君狙うとかヤバいでしょ笑｣

『なっ！早とちりだったとか恥ずかしい…！』

その後、散々からかわれながらも授業を受け終わった。
その様子を見ていた他の子達により、広まっていきクラスの女子には知れ渡ったようだ。

クラスの女子には善逸を狙っている子は居ないため、話さなくてもいいかなと思っていたけれど、気にしなくても良さそうだった。