大正コソコソ噂話 ページ24
其の壱
実は、記憶のなかった頃のAちゃんは、炭治郎達に話しかけられて喜んでいたらしいよ！
｢あの頃は、話すの苦手だったから友達少なかったんだよね〜
顔が緩まないように頑張ってた笑｣
炭｢そうだったのか！？
かなり冷たかった気がするが…｣
｢緊張してただけだね〜｣
其の二
実は、冨岡先生はAちゃんが記憶が無いことを知らなかったらしいよ！
｢そうだったんですか！？
てっきり知っていて、触れないようにしていたのかと思ってました！｣
冨｢(公私を分けるためにああしていただけで、後から)炭治郎に聞いた。｣
｢ん？あぁ、真面目ですね義勇さん｣
冨｢当たり前の事だ｣
其の参
実は、宇髄先生は平気そうにしていたけど、物凄く寂しがっていたらしいよ！
｢そうだったんですか？
普通にしてたので分かりませんでした｣
宇｢Aのことを可愛がってた一人としては、派手に寂しかったわ！！
だが、それを本人に見せるとか地味だろ？｣
｢まあ、あの時の私が見たら出来るだけ近寄らなくしてたと思います！｣
宇｢派手に正直だな！？｣
其の肆
実は、資料を持って行ったAちゃんと別れた後、煉獄先生は職員室でしょんぼりしてたらしいよ！
｢記憶が無いことそんなに気にしてくれてたんですか？｣
煉｢うむ…かなり寂しかったのでな！！
また、昔みたいに話が出来てとても嬉しいぞ！｣
｢私もです！煉獄さん！｣
其の伍
実は、他にも仲良くしたがっている男子が居たのを囲むことで近寄らせないようにしてたらしいよ！
｢そんなことしてたの？｣
善｢だって！他の人に取られたら嫌なんだもん！！｣
炭｢昔もやっていたからなぁ〜昔に戻ったみたいで楽しかったぞ！｣
｢え"！昔もしてたの！？｣
伊｢子分を守るのは親分のつとめだからな！！｣
｢別に他の人達とかどうでも良かったのに。
私、結構一途だから｣
善｢Aちゅぁぁぁあんん！｣
炭｢良かったな！善逸！｣
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作者名：夜桜 | 作成日時：2020年3月12日 2時
