15 ページ16
目を覚ますと廊下で倒れたはずの私は保健室で寝ていた。
きっと、善逸が運んでくれたんだろう。
珠「起きたかしら?貴方、廊下で倒れたらしいの。もう少し寝てた方がいいわ」
「分かりました…あの、運んでくれた子は」
珠「心配してたけれど授業があるから教室に戻したわ。いい子ね、彼」
「そうですか…教えて下さりありがとうございます…」
珠「さ、もう少し寝てなさい」
その声に誘われるかのようにまた眠りについた
次起きた時には、学校も終わり部活をしたり帰宅している生徒がいた
起きてカバンを取りに行かなくてはいけない。
寝すぎて少しダルい体を動かし、カーテンを開けると固まって寝ている炭治郎、善逸、伊之助がいた。
珠「あぁ、起きたのね。この子達貴方が起きるのをここで待つと言って、待っていたのだけど寝てしまったの」
「そうだったんですね。
炭治郎、善逸、伊之助。起きて、帰ろう?」
炭「んん、あれ…?A!起きたんだな」
伊「はっ!A子起きたのか!!」
善「うぇっ?!寝てた!おはよ、Aちゃん!!」
「うん、待たせてごめん。帰ろう
あの、お世話になりました」
珠「気おつけて帰るのよ」
「はい」
炭治郎達が私の荷物も一緒に持ってきてくれていたらしく、四人並んで学校を出る。
この前も一緒に帰ったはずなのに、何故か懐かしく感じる
それは、私が記憶を取り戻したから
今はまだ話さないでおこう
他にも話さないといけない人達がいるから…
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2020年3月12日 2時