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伊之助から逃れるために、自分の席に座り残りを食べた。
善逸の驚きっぷりにはビックリしたけど、前は善逸がよく人にしてたのに。
前は…?前って何時のこと?なんでそんなことを知ってるの?私は知らないはずなのに、知らない私が知っていることなの?
あぁまた、頭が痛い…
何かを思い出そうとすると頭が痛くなる
善「Aちゃん?大丈夫!?何処か痛いの?!保健室行く!?」
炭「大丈夫か?辛い匂いがする、我慢せずに保健室で休ませてもらうといい!」
伊「なんだ?保健室行くのか?なら、俺がすぐにでも連れて行ってやるぞ!」
「わかった、ちょっと休ませてもらってくる
次は、不死川先生…伝えてくる」
炭「それなら俺達が伝えておくから真っ直ぐ保健室に行っていいぞ!」
「ん、ありがとう、行ってくる」
善「ねぇ!やっぱり心配だから保健室まで一緒に行ってくる!!遅れたら伝えておいて!」
伊「心配しすぎなんだよ。Aは、んな弱っちくねぇだろ」
炭「あぁ、そうだな!伊之助も心配なんだな!」
伊「ハァァァン!?別に心配なんてしてねぇし!!紋逸と一緒にすんじゃねえ!!」
炭「よしよし!」
伊「ダァァァァ!!うぜぇ!!」
教室を出てから頭痛が激しくなって来た気がする。
力を抜くと倒れそうだ
善「Aちゃん!やっぱり心配だから一緒に行くよぉぉぉ!!」
「ぜん、い、つ……」
善「うぇぇぇ?!ヤバいぃぃぃぃ!!…間に合ったぁ!」
「ごめ、ん、また、め、いわく、かけ、て…」
善「Aちゃん!?Aちゃん!!!」
後ろから善逸の声が聞こえて、見えた瞬間力が入らなくなり、廊下に倒れる寸前で善逸が受け止めてくれた
あぁ、また助けてくれた……
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作者名:夜桜 | 作成日時:2020年3月12日 2時