611. ページ13
夜が食べられなくなる…なんてことにならないように、量を考えて一花達にオヤツを出してあげる。
さて、まずはどこから攻めるべきか考えておかないと。
考え事をしながらも動きやすい格好に着替えを済ませれば、来訪を告げるチャイムを聞き玄関に向かう。
萩「おまたせ、Aちゃん。皆引っ張って来たよ」
降「例の爆弾魔となれば俺達も力を貸さない訳にも行かないからな」
諸「てことで、公安も出来る限りの力は貸すよ」
風「無茶しないか監視も必要そうだからな」
伊「嬢ちゃんも混ざるつもりなんだろ?この後ナタリー達がこっちに来るから、一緒に面倒見てくれるとよ」
「ありがとうございます!」
松「揃ったんなら中で作戦会議だ。」
「「「「「おう/はい!」」」」」
一花達には少しの間大人しくしててくれるように頼み、待っている間に印刷しておいた予告状と白紙の紙を持ってくる。
補足なんかを白紙の紙に書きながら、予告状が指し示す場所を説明していく。
ホント…解いてて分かる。無駄に頭良いなこの犯人
説明を聞いていなければミスリードしていたって零さん達でさえ言ってるくらいなんだもん。
よく覚えてた、私!!
降「つまり、一つ目はわざと残しておき油断させて捕まえると。」
「そうです。二つ目さえ解体しておけばヒントを見るために犠牲になる必要も無くなりますから」
諸「そしてその二つ目の方は帝丹高校にあるはず、と。
明日、テストを実施してるのが他にどこかないか調べてから動く必要があるね」
風「そこは向こうに残ってる者たちに頼みましょう。他にすべきことといえば、協力してくれる報道番組か…」
降「そこもどうにかなるだろう。」
伊「なら割り振りはどうする。高校に解体に行くのは松田か萩原だろ?」
「私は研二さんが適任だと思います。そこにもう一人くらい居た方が安心ですけど…」
萩「お、ご指名とあらば頑張っちゃうよ!」
諸「なら、俺が萩原と一緒に行くよ。裏の手を使うなら公安から出した方が良いしな」
降「そういうことなら、二つ目の方は二人に任せよう。残りのメンバーは不測の事態が起きた場合と、一つ目の爆弾解体について詳しい話し合いだな」
さぁ、まぬけな犯人を捕まえるべく万全の体制を整えましょうか。
絶対に逃がさない。
今度こそ塀の中にぶち込んで罪を悔い改めさせるんだから
173人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜(プロフ) - やっちさん» 長々としたこんな作品を読んでくださりありがとうございます!最近は中々更新出来ていませんが、番外編も書いていますので覗いて頂けると嬉しいです。 (2022年12月10日 19時) (レス) id: 31e083687d (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 凄く面白かったです!長編お疲れ様でした。夜桜さんは松田さんが好きなんですね。私なら零さんです (2022年12月5日 21時) (レス) @page47 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - そろそろ更新してほしいです (2022年4月25日 21時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 天然水さん» 更新楽しみにして下さりありがとうございます!リアルがバタバタしているのと、書いては消してをしていたりと中々出来てませんが…書いてるお話もあるので、もう少しお待ち頂けると嬉しいです! (2022年4月14日 18時) (レス) id: 31e083687d (このIDを非表示/違反報告)
天然水 - あれから更新進んでないのですが続きみたいてず (2022年4月14日 18時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2022年1月13日 14時