検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:18,616 hit

9. ページ10

ポアロを出て適当に道を歩いていると、住宅街の中に迷い込んでしまった。

何か目印は無いかなとキョロキョロしながら歩いていると、あの有名な洋館が見えた。




すっごい!!!生工藤邸だ〜!
次元越しに見ても大きかったけど、生で見るとさらに迫力がますね…



ぼーっと工藤邸を眺めていると、小学生と思われる声が後ろから聞こえてくる。

もしかしてと思い後ろを振り返ると、まだ小学生の新一くんと蘭ちゃんが仲良く向かってきていた。



下手に関わるのも得策じゃないし、そろそろどこか別の場所に行こっと。









蘭「わぁ〜!お姉さんの髪、きれ〜」


新「真っ白だな」


「ええっと、私のことで良い…のかな?」


蘭「うん!お姉さんの髪も綺麗だけど、お姉さんも美人さんだね!」


「まぁ、ありがとう。お嬢さんも可愛いからきっと美人になるわね。」


蘭「本当…?ありがとう、お姉さん!」


新「なぁ!お姉さんって、アルビノって言う奴か?」


「あぁ、私のこの見た目についてね。えぇ、そうみたいなの。」


新「みたい?どういうことだよ」


「アルビノってね、肌を守る色素が人より少ないの。だから少しの陽の光でも肌が焼けちゃうんだけど、私はそんなことないのよ。だから、アルビノとは良い切れないの」


新「ふーん…」


「分かりにくかったかな?と、そろそろ行かなくちゃ。それじゃあね、お嬢さんとナイト君」









ちっちゃい蘭ちゃん激カワだし、生意気な新一くんも可愛かったな〜


あんまり関わるのも悪いし、そうそうに退散してきたけど…大丈夫だったかな?

何となくだけど、工藤邸への道を覚えておこ。









小学生の蘭ちゃんと新一くんにエンカウントし、またブラブラとしていると、会うと面倒くさそうな人に見つかってしまった。









「なぁ、お前、この前爆発現場にいたやつだろ。」


「爆発現場…?」


「マンションに爆弾が仕掛けられてたやつだ。」


「あぁ…えぇ、まぁ。それがなにか?」


「やっぱりな。今暇か?」


「暇ではありますけど…」


「ならちょっと付き合え。お前に会いたいって言ってる奴がいる」









多分、会話の内容で分かってくれた人もいると思う。
そう、萩原さんの片割れ、松田陣平さんだ。

そして多分これから、人間の姿で萩原さんと再び会うことになりそうです…

10.→←8.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
102人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。