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朝日の眩しさで目が覚め、意識が覚醒したことでお腹が減ったことに気付く。
そういえば昨日は、丸一日何も食べてなかったからなぁ…そりゃお腹も減るか
伸びをして、真横で寝ている萩原さんの顔をてしてしする。
けど、擽ったそうにするだけで起きようとしない…
こうなれば顔の上に乗ってやる!
勢い良く萩原さんの顔の上にのり、口と鼻を塞ぐように体を伸ばす。
すると、流石に苦しくなったのか起きてくれたみたい
萩「んー…おはよ、リアム」
「
萩「もう朝か〜、食べられそうなやつ出してやるからな」
「
萩原さんが出してくれたのは、おかかご飯だった。
なんでこのチョイス?って思ったけど、普通に美味しかったから別にいいや
今日も仕事らしい萩原さんを見送り、一通り家の中を探検し終わると、どこか開いてないか探して回る。
幸いなことに萩原さんの家は1階で、猫の状態だと身体能力も上がっているみたいだから、少しの高さなら着地出来ることは家の中で検証済み。
そして見つけたのは、換気窓の隙間。
ここからなら十分外に出られる!
換気窓から無事に脱出し、少し離れたところでくしゃみをして人間になる。
さて!米花町の探索に行くぞ〜!
聖地巡礼をしつつ、色んな場所を見て回っていると、事件に巻き込まれました…
いや、なんで普通に探索してただけで事件に巻き込まれるのよ??
治安悪すぎなのは知ってたけど…!!
「すまんが、何故ここに居たのかと、名前を聞かせてもらって良いか?」
「あ、はい。えっと、こっちには来たばかりで道を覚えるのを兼ねて探索をしていました。名前は、白石Aです。」
「そうか、ありがとうな。少し時間を貰うと思う、すまんな」
「いえ、刑事さんの仕事ですし、気にしないでください。」
まさかの伊達さんとエンカウントしました!
そして、人の時の名前とか考えてなかったから、元々の名前を流用。調べられたらアウトだな
事件には巻き込まれただけの為、必要以上に喋らずに見守っていると、犯人も無事に見付かって解決。
ようやく解放されたけど、そこそこ時間が経っているのに気付いて急いで家に帰った。
換気窓から中に入るの大変だった…
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作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時