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ちょうどいい強さで体をわしわしされて少し眠くなってきちゃうな…なんて思って油断してしまった。

小さい泡か何かが鼻に入ってきてしまい痛痒い!!
一人であれば普通にくしゃみするけど、今この状況でしてしまえばとんでもないことになる…!


だって!萩原さんの家のお風呂で、萩原さんは裸!今の私は猫だけど、人に戻ってしまえば不法侵入に覗き魔?になってしまう!!それだけは絶対ダメ!!!


そう思いながら頑張ってくしゃみを我慢する。
お願いだから収まって…!

我慢しながら願っていれば、どうにか痒みが治まったため安心したその時



「クシュンッ!」



あ、終わった……




萩「え……」

「?っうわぁぁぁっ!!!」




完璧萩原さんと目が合ったかと思えば、あっという間に顔が赤くなっていくのが見える。

それもそのはず。だって、私も何故か裸だったのだから


叫びながらテクった技を使い、急いでもう一度くしゃみをすれば猫の姿に戻る

いやなんで裸?!今までちゃんと服着てたじゃん!くしゃみで着替え出来てたじゃん!!なんで急に服をオフっちゃったの!?






萩「え、い、今のって…え?白石、ちゃん…だよね…?え、どういうこと…??」


うにゃ〜ん…(あはは…)


萩「……リアム、もう上がろうか。それでお話、しような」


にゃん…(はい…)








流石は警察官と言いますか、判断力が高いのは今は嬉しくねーですよ!!
気のせいか…とか、幻だよね…とかってなってよ!!絶対取り調べする気じゃん!!嫌だよ!!

それでも猫の姿で抵抗したところで全然時間なんて稼げないわけで…
あっという間に体の水気を拭き取られ、リビングへと連行されました…









萩「さて、リアム。いや、白石ちゃん話をしようか」


うみゃあ〜ん(その前に1人で確認させて)


萩「え、ちょ、どこ行くの??」


うみゃう、うにゃぁん(萩原さん、着いてこないでよ)


萩「あ、そうだ服、着てなかったね…なんか、ごめんなさい!!」


うみゃう!ふしゃーーー!!(ちょっと!余計に恥ずかしいじゃん!!)


萩「わ!お、怒らないで!ね…?」








とりあえず余計なことしか言わない萩原さんをリビングに残し、一旦別の部屋へと入り込みくしゃみをする。

目線が高くなったのを確認し、自分を見てみれば部屋着らしきものを着ている。



もしかして場所によって服変わってたの…?

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作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時

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