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ジンさんと別れて萩原さんの家に帰ってくれば、落ち着く空間にだんだんと眠気が襲ってきたため、ベッドの上の定位置に丸くなって眠ることにした。
音がすれば起きるだろうし、萩原さんが帰ってくるまでは寝ててもいいよね
あっという間に夢の中へと入っていき、扉が開け閉めされる音で目が覚めた。
目を開ければ部屋も外も真っ暗…
お疲れ様って労ってあげますか〜
「
萩「リアム、起きて待っててくれたの?」
「
萩「ありがとうね、ご飯すぐあげるから。」
ご飯をお皿に出してくれたから少し食べれば、笑って頭を撫でてからお風呂場へと消えていった。
シャワーの音が聞こえるし、今日は早く上がってくるだろうし、もう少し待ってから寝よう
二脚ある椅子の片方を陣取って上がってくるのを待っていれば、髪を拭きながら戻ってきた萩原さん。
うん、私今猫だけどさ、上はちゃんと着よう?!風邪引くよ!?
萩原さんはなんともないかもだけど、目のやり場に困るんだよね!!
違う方向を見て待っていれば、次に映った萩原さんはちゃんと服を着ていたから一安心。
なんか今のでどっと疲れが来たからもう待ってないで寝よ…
椅子の上から降りて、先程まで寝ていた位置に戻ってまるまる。
萩「あれ、今日は先に寝ちゃうの?お出かけして疲れたのかな?」
「
萩「俺も今日はもう寝よ。
おやすみ、リアム」
「
頭を数回撫で、電気を消して萩原さんも眠りについた。
そういえば、萩原さんが助かって、松田さんも今日助かった。
この時点で大分変わったんじゃないか??
次に起こるとしたらスコッチ…諸伏景光の事件だけど、そうであろう場所はもう見つけてるんだよなぁ
この前、事件に関係ありそうなところを一通り見て回っている際に、たまたまそれっぽい建物を見つけた。
外階段や上がってすぐの景色と、端から外階段を見た景色が記憶と一致してるから多分合ってるはず!
景光さんに関しては、屋上で…という内容くらいしか分からないし、時期としても今年か来年辺りだろうってことくらいだし…
かなり重要な人だから出来る限り助けられるように頑張らないとね。
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作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時