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14. ページ15

こっちだよ〜おいで〜と鳴きながらウォッカをジンさんがいた方向へ連れていく。

なんだなんだといいながら着いてくるウォッカ。
貴方、そんな見た目してるのに可愛いね?


結局ジンさんのところまで着いてきてくれたウォッカは、座り込んでいるジンさんを見て駆け寄って行った。

さて、これ以上関わるのも嫌だしそろそろお家に帰りますか〜









家の中に入ると何か騒がしい…
何を騒いでるんだろう?









うにゃぁお?(どうしたの?)


萩「あ!居たー!!どこ行ってたんだよリアム〜!」


ふにゃぁーー!!(いやー!なにーー!!)


松「起きたらお前が見当たらないから探してたんだよ。」


萩「今こっちから来たよな?どこに居たんだ??」


松「あ?……あそこの隙間からでたんじゃね?」


萩「え、換気窓から??」


松「猫なら十分通れる幅だろ。」


うにゃう、みゃーう!(松田さん、正解!)


萩「うーん、閉めといた方がいいのかな?」


松「帰ってくんなら良いだろ。」


萩「でも、心配だし…」


ふしゃーっ!!(閉めたらダメ!)


萩「うわぁ!リアムがキレた!」


松「閉めんなってことだろ。」


うみゃん!(そうそう!)









松田さんの方が理解してくれてるし、松田さん家の子になろうかな…

窓を閉めようかと悩んでいる萩原さんの腕を抜け出し、松田さんの足に少し体を擦りつけ、リビングの方へと向かう。




朝から散歩をしたらお腹減った〜
朝ご飯はなんだろうなぁ、て!ご飯ないじゃん!!


なんでだー!!って鳴いてたら、ちゃんと萩原さんがご飯を出してくれたから良し。


それに、窓は開けたままにしてくれるらしいから、今のまま萩原さんの家の子でいることにしよ。

二人は休みでダラダラと過ごすみたいだから、一緒になってダラダラ過ごすことにした。



色々言いながらも遊んでくれる松田さんも、可愛い可愛いと甘やかしてくれる萩原さんも大好き

元々推しで好きだったけど、こんな対応して貰えるなら大好きにグレードアップしますよね!
猫だからだろうけど!!

それでも大好きな二人も、大好きな人の大切な人達であり私の推したちも助けたい。

時間軸が間違っていなければ次の事件は三年後
あの憎き爆弾犯によって引き起こされる悲劇だ。

アイツの顔に爪を突き立ててやる。

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作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時

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