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こっちだよ〜おいで〜と鳴きながらウォッカをジンさんがいた方向へ連れていく。
なんだなんだといいながら着いてくるウォッカ。
貴方、そんな見た目してるのに可愛いね?
結局ジンさんのところまで着いてきてくれたウォッカは、座り込んでいるジンさんを見て駆け寄って行った。
さて、これ以上関わるのも嫌だしそろそろお家に帰りますか〜
家の中に入ると何か騒がしい…
何を騒いでるんだろう?
「
萩「あ!居たー!!どこ行ってたんだよリアム〜!」
「
松「起きたらお前が見当たらないから探してたんだよ。」
萩「今こっちから来たよな?どこに居たんだ??」
松「あ?……あそこの隙間からでたんじゃね?」
萩「え、換気窓から??」
松「猫なら十分通れる幅だろ。」
「
萩「うーん、閉めといた方がいいのかな?」
松「帰ってくんなら良いだろ。」
萩「でも、心配だし…」
「
萩「うわぁ!リアムがキレた!」
松「閉めんなってことだろ。」
「
松田さんの方が理解してくれてるし、松田さん家の子になろうかな…
窓を閉めようかと悩んでいる萩原さんの腕を抜け出し、松田さんの足に少し体を擦りつけ、リビングの方へと向かう。
朝から散歩をしたらお腹減った〜
朝ご飯はなんだろうなぁ、て!ご飯ないじゃん!!
なんでだー!!って鳴いてたら、ちゃんと萩原さんがご飯を出してくれたから良し。
それに、窓は開けたままにしてくれるらしいから、今のまま萩原さんの家の子でいることにしよ。
二人は休みでダラダラと過ごすみたいだから、一緒になってダラダラ過ごすことにした。
色々言いながらも遊んでくれる松田さんも、可愛い可愛いと甘やかしてくれる萩原さんも大好き
元々推しで好きだったけど、こんな対応して貰えるなら大好きにグレードアップしますよね!
猫だからだろうけど!!
それでも大好きな二人も、大好きな人の大切な人達であり私の推したちも助けたい。
時間軸が間違っていなければ次の事件は三年後
あの憎き爆弾犯によって引き起こされる悲劇だ。
アイツの顔に爪を突き立ててやる。
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作者名:夜桜 | 作成日時:2021年6月28日 8時