�〔気い覆虧磴┐侘匹い任靴隋�【明石国行】

00*この審神者、霊力無し。 ページ1

彼氏にフラれて失恋した。


幼馴染みに彼氏を寝盗られたのが原因だ。




泣くのを堪えてテンション駄々下がりの帰宅途中、真っ黒で高そうな車が目の前に停まる。

誘拐!?なんて思ったのも束の間



｢政府の者です。
貴女には付喪神を統べ、時間遡行軍を討伐して貰います。｣




どうやら私には拒否権も無い。

失恋のせいで自暴自棄になっていたから、正直どうでも良かった。



国家からの圧力、膨大な報酬、年端もない私への将来的な保障を約束され、家を出る事になった。



訳の分からないまま目隠しをされ、知らない場所、まるで田舎...いやタイムスリップさせられて本丸と言う建物に連れてこられた。



そして５本の刀が並べられ、そこから１本選べと言われた。




｢あー。川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど、性能はいい感じってね。｣




ここまでが半年前のはなし。




一部の男士から異様に愛情を注がれながらも、
審神者業も順調で軌道に乗っていた時。



審神者になるよう声を掛けてくれた人がまた本丸へとやって来た。
黒い笑みと共に。





｢刀剣の手入れに時間は掛かりませんか？
資材の減りも早くはありませんか？

...原因は貴女の霊力が極めて少ないせいです。

そこで手始めに....｣





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01*初期刀君はしっかり者→

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