この想い【伏黒恵】

久しぶりの一年ズ ページ33

『ん、おかえり』

一年ズの任務が終わった翌日

私は一年ズの教室にいた

『お疲れだね』

野「聞いてよ、奏音〜」

『んー?』

野「こいつ、宿儺の指持ったまま気絶してたのよ」

恵を指さして言う

『え…?』

思わず見てしまった

伏「なんすか…?」

『んん、マジかと思って…それで、宿儺の指は?』

虎「あー、…宿儺が食べちゃった…」

『マジか…』

真希「奏音、居るか？」

『…居ません』

パ「姿も隠さずに言うか?」

棘「しゃけ」

『ん〜！何でしょうか…』

真希「おまえ、…テスト受けてないだろ」

『ん!?…ソンナコトナイ』

パ「確信犯だな」

真希「行くぞー」

真希ちゃんにズルズルと引きずられていく

『ん〜!!!!』

行きたくないのでバタバタと足掻く


〜一年ズ〜

虎「奏音ってテスト嫌いなの?」

伏「本人曰く、テストやる必要がないらしい」

野「…やってる姿が想像できないわね」

虎「成績悪いわけじゃないんでしょ?」

伏「三条先輩は、出席点は悪いらしいがそれ以外は毎回オール3以上だ」

野「授業は出てないってこと?」

伏「出るときは出るらしい」

虎「へぇー…伏黒ってさやけに奏音のこと詳しいよな」

伏「別に……いつも向こうが話してるから聞いてるだけだ」


〜その頃の奏音〜

『もう!終わった!!』

夜「なぜ、そんなに怒っている？」

真希「一年ズと話していたとこを連れてきたからじゃね?」

五「あ〜、奏音一年ズ好きだもんね〜」

夜「なら、普段の時間に受ければいいだろう」

『…それはめんどくさい

終わったんなら帰る』

窓から飛び降りて帰る

夜「窓から、降りるな!」

怒鳴り声は無視した

特級試験→←輝く世界

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す