15＊おじゃまします ページ16
「おじゃましま、す」
そろそろと玄関に入ると、
中からぱたぱたと音がして。
出てきたのは綺麗な女のひと。
「あら！話は聞いたわよ、上がって上がって！！」
見たところお母さんのようだ。
エプロンを付けていて、家庭的なかんじ。
「………ごめんね天月くん、お母さんうるさいけど」
「えッ、いや、全然！！明るくて素敵なひとだね！！」
俺が言うとAちゃんは、まあいい人だけどね！なんて笑う。
促されるままにリビングに入ると、厳格そうな雰囲気のお父さん。
腕を組んで、白いソファに座っていた。
「おとーさん、天宮くん」
「……あ、天宮、翔太です！！よろしくお願い致しますっ！！！」
緊張したまま勢いよく身体を折って頭を下げた。
数秒後。
聞こえてきたのは吹き出すお父さんの声。
「ぷっ、……あぁ、ごめんね。あんまりガチガチなものだから！……A、素敵なボーイフレン「おとーさんは黙ってて！口開ければ私の恋愛か寒いだじゃれしか言わないんだから、ほんと」
「？！」
2人のテンポの良さにぽかんとしながら、頭を上げた。
「あ、あの？」
疑問符を浮かべる俺に、
すっかり印象の変わった、Aちゃんのお父さんは答える。
「え？………ああ！晩ご飯！お腹空いたろう、みんなで食べよう！！！」
素敵な家庭、だなあ。
そう思いながら、微笑んだ。
○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・
遅くなって遅くなって申し訳ありませんでした！！！亀ペースで更新していきますのでよろしくお願いしますね…
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イリカ(プロフ) - わ！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2018年6月3日 15時) (
レス) id: 795815d954 (このIDを非表示/違反報告)
あきおと(プロフ) - イリカさん» そんなことないですよー！今はまだちょっと言えないんですが、本編の終わった直後にそのアイディアがちょうど入れられそうな番外編の構想があるので、楽しみにしていただけたらと思います…！多分月に憧れての方に入るので…！ (2018年6月3日 6時) (レス) id: 591088b3ea (このIDを非表示/違反報告)
イリカ(プロフ) - いえいえ、無理なお願いをしてしまい、本当に申し訳ないです。すみません！これからも楽しく拝読させていただきます！！ (2018年6月2日 23時) (レス) id: 795815d954 (このIDを非表示/違反報告)
あきおと(プロフ) - イリカさん» 本編に入れることは叶わなそうなので、それは申し訳ないです！> < (2018年6月2日 14時) (レス) id: 591088b3ea (このIDを非表示/違反報告)
あきおと(プロフ) - イリカさん» ありがとうございます…！リクエストすっっっごく嬉しいです！！実はお話の展開が最後まで固まってしまったところなので、最終回の後に更新する番外編で、そのアイディアでお話書かせてもらってもいいでしょうか…？！私もぜひぜひ書かせてほしいです、、！ (2018年6月2日 14時) (レス) id: 591088b3ea (このIDを非表示/違反報告)
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