【APH】神出鬼没の御国サマ【ヘタリア】 (ページ21)

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アメリカの倉庫掃除（番外？）ページ21

気まぐれで始めた
倉庫掃除が

あの記憶を呼び戻した。

そこは、いい事も悪い事も全て詰まった

倉庫。

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立｢アメリカさーん！

掃除だったら、俺やりますよ！｣

『私も手伝うよ！』

アメリカが振り向くと

リトアニアとAが立っている

米｢いや、ただの倉庫掃除だから
君にはいつものをお願いするよ

俺じゃないと
いるものといらないものわからないしな

あ！でもAは一緒に手伝ってくれないかい？

Aは俺の家のこと、よく知ってるだろ？｣

『うん！任せて！』

立｢わかりました
じゃあ俺、コーヒー淹れてきます！｣

米｢ああ、頼むよ｣

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倉庫にたどり着いた二人は
さっそく片付けの準備に取り掛かる

米｢よっ…と…

ふう〜！さあってと…

この百年以上掃除してない部屋を

今日こそは綺麗にしてやるぞ〜！………｣

無理に明るくしているのか、
アメリカは少し辛そうだった。

『……アメリカ、』

米｢…？｣

『無理、しなくていいよ

大丈夫、私はその苦しみをよくわかってるから』

アメリカを優しく抱きしめ、離れると

彼はぽつりと語った

米｢…でも掃除しずらいんだよ

この部屋

何度もトライしたけど、
いい事も悪い事も全部思い出して…

進まなかったな…

今日は、Aとなら
なんだかできる気がして呼んだんだ｣

『そっか…なら二人で頑張ろうね』

米｢ああ…｣

アメリカは小さい頃の思い出を

思い出していた＿＿＿＿

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ちび米｢うそ！

これほんとにもらってもいいの！？｣

英｢もちろん！アメリカのために作ったんだから｣

『良かったねアメリカ』

ちび米｢うん！！

うわー！カッコイイー！

ありがとう！イギリス！｣

幼いアメリカはとても嬉しそうに目を輝かせる

英｢あははは大事にしろよ

あと…金槌使う時は気を付けろよ…;｣

そう言ったイギリスの左腕には
ギプスが付けられていた

もちろん、イギリスが作ったものだが
本人には秘密にするよう言われていた

『(本当に素直じゃないな…)』ｸｽｯ

ちび米｢へえ〜色んな兵隊さんがいるんだね

みんな顔が違う！｣

英｢……ﾌｯ特性も特製だからな｣

ちび米｢えへへっ｣

『ふふっ！』

微笑ましい光景に思わずAも微笑ってしまう

三人はまた、顔を見合わせ笑いあった＿＿＿＿