【APH】神出鬼没の御国サマ【ヘタリア】 (ページ20)

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分かれ道ページ20

夜空には綺麗な満月が浮かんでいた

中｢あいやあ…！美しい月あるね〜｣

日｢そうですね｣

『うん…！何だか落ち着く…』

中｢そういえば、
日本はこれからどうするあるか？｣

『ああ、確かに…』

日｢えっ…これからのことですか？

…そうですね…

私はもっと強くなりたい

じきに西洋の力が亜細亜にも及ぶでしょう

その時には私は…どんな犠牲を払ってでも…

戦うつもりです｣

日本はどこか覚悟の上、決意をしたようにそう答える

中｢………｣

日｢………｣

『………』

日｢それに……

守りたい人もいますからね｣

日本はAの瞳をジッ…とみつめる

中｢………｣

『そっか…守りたい人か…

私も…あるよ

そういう似たもの』

日｢………｣

ｼｰﾝと静まり返る

中｢……あいやー！難しいことわからんある！

もっと短く話すよろし！｣

気まずい雰囲気の中、

中国が明るい雰囲気にしようとする

『………ねえ、私たち…

ずっと…家族だよね

また…こうして…

三人仲良く月を眺める日が来るよね』

中｢………｣

日｢………｣

日｢そう…ですね…｣

中｢いつか…来るあるよ…きっと｣

『(こんな日が…ずっと…

ずっと続いてくれればいいのに)』

一人、そう…月に願う＿＿＿

＿＿＿

中｢うわー…！日本〜A〜

兎が月で薬混ぜてるあるよ〜！｣

日｢あれは餅ついてるんですよ｣

『いやいや、どう見たって宴会だよ』

三人は綺麗な満月の下

今だけは

共に夜空を楽しげに眺めるのだった

これから起こることには

なにも知らないふりをして…＿＿＿

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