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本編!記念すべき一話 ページ2

昔…____


この地には地中海を制し
この世の富を全て手に入れた、


一人の男がいたという…____



彼の名をローマ帝国



この世の富、名声、広大な土地

その全てを手に入れた男は 或る時…



何処へと消えてしまったと云う…____








そして時はWW1








(森の中にて)


独「(俺は今、Aと共にそのローマの子孫とやらと戦っているはずなんだが…)」

『敵なかなかみつからないね〜』



俺の隣を歩くこの女はAという

幼げな容姿と性格とは裏腹に
かなりの歴史ある国だ



独「おかしい…木の棒一本で楽々国境を越えてしまったぞ」

『ねぇドイツ』

独「まさかこんなヴルスト食う余裕がある国境越えは初めてだ」

『あのさ』

独「敵を見かけてもそそくさとどこかへ行ってしまうし…これは夢か?」

『おーい』

独「いやー!しかし油断はできん!」

『ちょっとドイツどこ行くのー!?』



ドイツは一人ブツブツと何かを呟いていると
めちゃ強面のままAを置いて
どこかへ早足で歩いて行ってしまった




























__









独「さ、さっきはすまなかった少し自分の世界に入り過ぎてしまっていた//」

『いやもう勘弁して…今日で67回目…』←


独「そういえば…Aは何故今回真っ先に俺の味方をしてくれたんだ?」

『え?

うーん…強いて言うなら…


知っているから?



____…




ドイツ

アナタの事はずっと前から知ってるよ


ずっとずっと前から…


(今度は助けるよ 絶対)』


そんな思いを滲ませる



独「ずっと…前から?

…!」



その瞬間どこか懐かしい感覚がドイツを襲う



独「(なんだ…この感じは…Aは一体……)」


暫く見つめているとAはニコッと笑った


独「っ//」

思わずその笑顔にドキリとしてしまう


『なんでもないよ!それよりドイツ




私ガトリングどこかに落としてきちゃった てへっ!』






































『みつかって良かった〜ありがとうドイツ』

独「ハァ…どうやったらガトリングを落とすんだ…」



そう…あの広い広い森の中ずっと探し回っていた二人。



『でもこれで一安心だね!どっからでも蜂の巣にできる!』

独「警戒を緩めるな 奴の事だ

きっと何か策を練っているに違いない


!?」

『え』



暫く歩いていると目の前には

トマト箱がぽつんと置いてあった

トマト箱の妖精→←プロフィール


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作者名:寒色ポンチ | 作成日時:2019年6月25日 20時

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