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赤血球「疲れたら、適度に休憩を取ろうね」
4201「はい」
マスト「だから〜」
4201「?」
マスト「あれは私のせいじゃないってば!」
B細胞「い〜や!
絶対ヒスタミンの出し過ぎが原因だよ!
ねー!記憶さん」
マスト「どうなのよ?」
記憶「え…!?
えーと…えとえと…」
B細胞「記憶さん?」
記憶「えっと…どうなの…どうなの…」
B細胞「記憶さん!?」
記憶「全然思い出せないィイーッ!!!
ア゛ア゛ア゛ーッ!!!」
ドンドンと壁に頭を打ち付ける
B細胞「まあまあ…記憶さん落ち着いて〜」
マスト「もう…
いきなりパニック起こすのやめてくれない?
大人ならどんな時でも
どっしり構えてなさいよ〜」
赤血球はグルコースアイスに夢中だ
4201「…?」
まだ骨髄を出たばかりの4201…
外の世界の奇妙な光景には
まだまだ慣れない…___
___
脾臓
ガチャ…
マクロファージ「あら〜」
赤血球「ウエエッ!?」
4201「先輩、そこじゃないです」
___
赤血球「う〜ん…」
4201「先輩、そこ立ってると邪魔ですよ」
4989「どいてケロ〜」
___
4201「先輩!そっちじゃないです!」
___
赤血球「ウエエッ!!?」
4201「先輩、落ち着いて下さい」
___
4201「先輩…!」
__
4201「先輩!」
___
4201「先輩ってばああ〜ッ!!」
___
・
・
・
赤血球「ズーーン…」
落ち込みのあまり石像の様になっていた
4201「へぇ〜これが…
情報伝達物質の生産所ですか」
「そうそう!他にも色々あるよ」
「君、新人?」
4201「はい!…あれ?先輩は?」
赤血球「ずぅううん…」
そこへ1146が遊走路から
Aはパトロール中に出て来るや否や
赤血球にバレない様身を潜める
1146「?(赤血球…あいつ…)」
『(後輩ちゃんと上手くやれてるのかな…)』
赤血球「すぅーッ……うん!」
4201「先輩」
赤血球「ああ!ごめんね!頼りない先輩で…」
4201「いや…別にそんな事は…」
赤血球「今度こそちゃんと案内するから!」
1146、A「『…!』」
赤血球のその言葉に二人は驚きが隠せなかった
いつもは誰かに頼るか一緒にやるかの赤血球が
後輩の為、自分自身一人の力で
使命を成し遂げようとしていたのだ
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寒色ポンチ(プロフ) - リリアさん» はぁい!ありがとうございます(*´艸`*) (2018年10月11日 9時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
リリア - すごく面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2018年10月11日 0時) (レス) id: 52279d3d22 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 寒色ポンチさん» 成る程!いえいえ、私の理解力不足ですよ!すみません…一期終わっちゃいましたね…第2期来〜い! (2018年10月5日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - 満月さん» ありがとうございました。最後の男女は一応夢主ちゃんのお義父さんとお義母さんの設定でした!文才無いせいでわかりにくかったですよね…すみません(;>_<;) (2018年10月4日 6時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても面白かったです!あの、最後の男女って、誰ですか…? (2018年10月3日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寒色ポンチ | 作成日時:2018年9月15日 16時