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1146「おい、奴は何か言ってなかったか?目的地とか…あと…あそこで何をしてた?」
またもレセプターが反応する
赤血球「あ…えっと……!地図を見てました!肺を探してるみたいでした!」
『……ソイツも迷子…?』
赤血球「うん…多分…!」
1146「………まあ良い、肺だな わかった…!」
赤血球「(私も行かなきゃ…!肺炎球菌怖いけど!それが仕事!!)」
ダッ
____と、またピタリと二人の動きが止まる
赤血球「え…えへへ…」
1146、A「『肺はこっち』」
____
樹状細胞にて
1146「じゃ、付いて来いよ 行き先は同じなんだから」
『絶対離れないようにね』
赤血球「あぁ!すみません!
うわぁ…!」
トンネルらしき道を抜けた先、眺めの良い景色が広がっていた
感動している赤血球をAは微笑ましそうに見ていた
1146「急ぐぞ 道、覚えとけよ」
赤血球「は、はい!すごい所通るんですねぇ」
『まあね、ほら こっち』
赤血球「こんにちは!」
『お疲れ様』
赤血球とAは途中受付にいた樹状細胞に挨拶をする
樹状細胞はニコと愛想笑いをした
____
赤血球「そう云えば!私まだ貴方の名前聞いてなかった!」
『え?』
唐突すぎる行動にAは珍しく目を丸くした
赤血球「あ、あの…お名前とは…!」
『名前…名前は……
Aって言うの γδT細胞のね
Aって呼んで
宜しく、赤血球ちゃん』
その後、質問攻めされやむを得ず、γδT細胞の能力や特徴を教えた
赤血球「へぇ〜T細胞の仲間なのに白血球さんとNK細胞さん?と似た能力を…それに自然免疫と獲得免疫のハーフだなんて…凄いです!」
『あ…ありがとう』
二人は物凄く仲良くなっていた
和気あいあいと女子達が盛り上がってる中、
1146は一人ぽつんと気まずそうにしているのであった…
道を曲がろうとした先、声が聞こえて来た
「うんしょ、うんしょ、うんしょ、」
1146「!?血小板が…」
『どうしたんだろう?』
赤血球「あら!可愛い〜!血小板って云うんですか?」
1146、A「『ああ/うん』」
血小板達は愛想良く話し掛けてくる
三人が歩いていると突然通行止めになる
血小板「すみません!この道まだ工事中なんです!」
1146「!!通行止め!?急ぐんだが…」
赤血球「何かあったの?」
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まじかるれいん☆ - ふおおおおお!!!←もうホントにホントに可愛いですよね!同志様よ(マネした) (2018年9月1日 8時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - ありがとうございます!!頑張ります!本当にありがとうございます!(大事な事なので二回言いました) (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - まじかるれいん☆さん» ふおおおお!!!←好酸球ちゃんはもうすっごく可愛いですよね!!同志様よ。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯黒狐(プロフ) - 私もはたらく細胞大好きなので更新頑張ってください! (2018年9月1日 0時) (レス) id: 28c4276209 (このIDを非表示/違反報告)
まじかるれいん☆ - あああ好酸球ほど可愛いキャラはいないぃぃぃ (2018年8月31日 21時) (レス) id: 9a258b9a35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寒色ポンチ | 作成日時:2018年8月28日 16時