【はたらく細胞】自然免疫と獲得免疫のあの子

∵ ページ33

無事、勝利すると細胞達の雄叫びが上がる




キラーＴ細胞とナイーブＴ細胞はお互い握手を交える



キラー｢やったな！！これでお前も一人前だぜ！フッ…｣


元ナイーブ｢先輩…！！｣



Ｔ細胞達は嬉しそうだった





Ｂ細胞｢ちぇっ後半は殆ど俺のおかげじゃないっすか

抗体の｣


1146｢まあな｣


『ありがとう！助かったよB細胞』


B細胞｢いや…//まあ…その…///｣


Aに感謝され、嬉しそうにするB細胞


B細胞｢Aさんが…望むなら…//


いつでも抗体持って駆け付けてお守りして見せます！



………あれ？｣




『ナイーブ お疲れ、頑張ったね〜』


元ナイーブ｢いえ！Aさんのおかげです！と云うか僕はもうエフェクター細胞ですよ｣


『私から見ればまだまだナイーブ細胞よ』




B細胞｢Aさーーッん！！？？｣

1146｢…ドンマイ｣




キラー｢アッハッハッハッ！！


俺達Ｔ細胞は最強だ！！


どんな細菌もウイルスも敵じゃねぇぜ！！｣



Ｔ細胞達の勝利の笑い声が辺りを響かせる


苦戦した中の勝利


皆が皆とても嬉しそうだった





ナイーブ｢お疲れ様でした｣


1146｢ああ｣



｢おい！見ろよ！あそこ！｣



1146、ナイーブ｢？｣



｢ウイルスだ…！｣


｢おいおいまた新しいのが入って来たっぽいぞ｣



ナイーブ｢フン…愚かな…

既に何万もの仲間が葬られたと云うのに…


せめて苦しまぬ様

一撃で消し去ってやりましょう！！｣



1146、A｢『すっかり強気だな…』｣




活性化したナイーブＴ細胞が突撃するが…＿＿＿






元ナイーブ｢ウワアアア！！｣



逆に殴り飛ばされてしまった…(しかもかなりの距離)





元ナイーブ｢うぅ……っ｣



免疫細胞達｢『…え？』｣






Ｂ細胞｢喰らえーーッ！！………


あ、あれ！？抗体が効かないぞ？！｣



Ｂ細胞がウイルスに抗体をかけるも、全く効かない




1146｢て事は…まさか…！｣


『A型の…インフルエンザじゃ…？！』




その言葉で、免疫細胞達の顔は固まった。

インフルエンザ（終）→←∴

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す