うえすとさんは、ぱぱさん

心配ですよ 《緑》 ページ14

side智洋


リビングにて


｢じゃあ行ってくるね｣


しおり『ままー、はよかえってきてね？』



｢うん！ しーちゃんぱぱと仲良くするんやで？｣


しおり『はーい、』


今日は、Aが同窓会に行くからしおりと俺でお留守番




しおりは、ままがおらんのちょっと心配みたいで、なんか眠そう



｢しーちゃん寝かせてから行こうかな｣


智洋『その方がええなたぶん』




5分後



しおり『すー、すぴー、』



｢ぱぱ、しーちゃんのことよろしくね｣


智洋『おう任せとき！』




Aを玄関まで送る




｢どうしたん？なんか、心配そうな顔してるけど｣



｢ぱぱとしーちゃんの2人なら絶対大丈夫やで｣




智洋『その、心配なんはそれやなくて、』



｢別のことなの？でも、ごはんとかはぱぱ得意やから大丈夫やし、他のこと？｣



智洋『その、さ、ひとつ約束してくれる？』



｢約束？｣



智洋『その、同窓会行って、初恋とか、思い出したりせんといてね？』



｢ふふふっ大丈夫｣




心配やから



ぎゅって抱きしめといた



｢心配症やね〜ぱぱは｣



智洋『絶対やからな』



｢わかってるよ じゃあいってきまーす｣



智洋『いってらっしゃい』




ガチャ




Aは同窓会行ってもうた、





ガチャ



え？またドア開いて




｢忘れてた〜、｣



智洋『どうしたん？スマホ？財布？』



｢違います、言い忘れてたけど、私の初恋はともくんやから 心配しなくて大丈夫だよ？ それに、初恋思い出すなって言われても、毎日初恋思い出して、好きやわーって思っちゃってます、、照｣



智洋『あー、もー、好き』


ともくんとか久々に呼ばれるし、初恋やとか言われるし、もう、なんなんこの子、かわいすぎるし、


俺はAにキスして、ぎゅって抱きしめた




智洋『さらに行かせたないんですけど、Aさん』



｢そろそろ遅れてまうから行かな笑｣


智洋『ちゃんと帰ってくるんやで？人妻ってことを自覚しとき！』


｢はーい笑｣




しおりもAおらんくて心配やし、

俺もAおらんくて心配やし、




うちの家はママがおらんと心配事ばっかみたいです

作者です→←き？ 《赤》

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