【stxxx】王子達のお話ー2ndー【青赤】

友達【桃赤】 ページ28

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いつからだったかな、さとちゃんを好きになったのは


でももうそろそろ二年は経つだろうな



そんなときに見たある記事



赤「一年以上の片想いはだめ…？」



一年なんて余裕で過ぎてる


なんで、、？


俺は無意識にその記事を開いていた



《友達としてしか見られなくなる》

《付き合うという目的に囚われてしまう》



友達…


別に気にするわけじゃないけど、やっぱちょっと辛い



桃「莉犬ー？どしたん」

赤「うぇ！？…あ、さとちゃん！どうしたって？」



スマホとにらめっこしてたから、すごくびっくりした


画面見られてないよね…？



桃「莉犬、いますごく顔が暗いぞ？なんかあったか？」

赤「そ、そう？」



今のは誤魔化すの下手すぎたか、？


てか顔にでてたのか…無意識にあのフレーズはけっこうダメージ喰らってたのかもな



桃「うん、なんか悩んでることであんの？」



これさとちゃんに心配かけちゃってるよな…


心配してくれるのはすごく嬉しいけど、さっきの記事が心に引っかかる


これは“友達として“じゃないかって



赤「うーん、あんまないかな？あ、それよりさ、今度2人で遊び行こうよ！」



話をはぐらかした。このまま会話が続くと好きバレするんじゃないかと不安になったから


好きバレなんてごめんだ



桃「行く」

赤「やった！じゃあ週末にでも遊び行こ！」



そしてちゃっかり2人で遊ぶ約束もして

例え友達でも、友達からの恋愛だってあるはずと信じていたかった

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