【stxxx】王子達のお話ー2ndー【青赤】

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３４.青い腹黒



青「なおって奴、ジェルくんだったんだ」

桃「俺も初耳だわ」



困惑してるジェルにお構いなしのころん



橙「まずなんで此処に兄ちゃんが？それにころんも…」



あ、そっからか



俺は、帝になっていたころんを連れて久々に故郷へと帰ってきたことを伝えた


ころんが帝なことに一番驚いていた



橙「てか、なんでみんな記憶あるん！？」



まぁそりゃそうだよな
俺も前は記憶がなかったのをジェルは知ってるから



桃「ころんと会って」

青「莉犬くんと会って」



もうジェルは話についていけてない



橙「え、莉犬？」

青「あ、」

桃「え？…あ！」



今ジェルに莉犬会わせたら、修羅場じゃね？


だって、前世と今世の関係はどっちも三角関係じゃん
まぁ俺もころんのことまだ好きだけど


そもそも、ころんはジェルが莉犬のことを前世今世どちらとも好きだってこと知ってるしさ


そりゃあ莉犬がいるって気付かれたくない



青「でもジェルくんに莉犬くん会わせないから！」

橙「え、なんでや！」

桃「うわ束縛、、、痛ｯ！？」



たった今、ころんに足を勢いつけられて踏まれた



橙「ちょ、さとみどないしたん！？」

青「あーさとみくん、腹痛あるんだって！だからちょっと席外すね！」

橙「そうなん！？」



.



.



.



あれ、ころんって腹黒だったけ

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