Prologue ページ1
*
外は大雨の中、屋敷の中は騒がしい
ざわつく館内
騒ぐ警官と警備隊
そして、絶望感満載の美女が部屋の中に閉じこもっている
「ふ、ふん!掛かってきなさい!此方には」
───────背後に、人がいるとも知らず
『初めまして』
声をかけられた瞬間、背景にいた者は飛び一瞬で首を切り女の命を奪った
『さようなら』
蝋燭の薄い灯りで漸く姿が見える
その人は、大きな黒ローブを着用し黒狐の面を被っている
高身長で男性の様な印象を受ける
男は女のポケットから鍵を取り出し、気がついたらその部屋から消えていた
男は地下牢にいた
其処は形容し互い雰囲気を醸し出し、見るものが不快な感じになっている
男は少し左右に首を振ると迷わず右に行き、あるところで止まった
其処には沢山の子供がいて、男を睨んでいる
『・・・』
ガチャっと鍵を開け扉を開く
「何で鍵を持ってんだ」
『・・・』
「よもや、ダンマリか」
『・・・生きたいか』
子供達は驚いた、今までの大人の様に汚らしい声では無く聴いていたくなる様なアルト声だったのだ
『生きたいか、たとえ・・・手がちに塗れ様と』
「・・・いぎたい」
『付いて来い』
地獄を見た少年少女は、死神の手を取る
喩えそれが
───────己が手を汚そうとも
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鬼灯 - コメント失礼します…!面白かったです!!それと、親方様、ではなくお館様、ではないですか?続き待ってます(*^^*) (2020年5月17日 17時) (レス) id: 71646cf771 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘党女王(▼∀▼)†亜月 | 作成日時:2020年4月3日 2時