3 ページ40
貴 ｢杏奈ちゃんｱｰﾑ逆じゃない ?｣
貴 ｢梨沙ちゃんｽﾃｯﾌﾟ違うよ 〜｣
貴 ｢あと残り2hしかないから頑張って 〜｣
((((( はい ｯ !!!!! )))))
私は、女の子ｱｲﾄﾞﾙの振り付けを担当してる
仕事は忙しくてなかなか休みが取れないけど
結構充実している
あと2時間しかない練習を終えれば
近づいてくるliveの確認とまだ出来ていない振り付けの確認と練習
大きな舞台でﾌｧﾝの方に見せる分、
更に変更点が見えてくる
短時間で色々みんなに覚えさせないといけない責任感もある大事な仕事でもあるから、休んでられないんだよね…、
ﾋﾟﾛﾘﾝ♪
貴 ｢ん､?｣
____________
Aちゃん?
丸山です 〜 ！
もし時間があったら
一緒にご飯なんてどうかなって思ったんやけど
やっぱり忙しい ?
____________
…丸山さんからﾒｰﾙ…
すぐに返信しようとしたけど
((((( A先生ｯ! )))))
貴 ｢… ｯ ! ｣
ごめんなさい、ちょっと待っててください
貴 ｢なに 〜 ?｣
指導している間に時間がどんどん過ごしていって
2時間なんてあっという間に過ぎてしまった
明日の予定・内容をﾒﾝﾊﾞｰに教えた後は
その日の流れを作るのも私の仕事
あ、丸山さんに返信返してない
携帯の時間を見れば
22:56
もうこんな時間か
______________
返信遅れてごめんなさい！
liveが近くてなかなか時間作れなくて、
______________
送信すれば心の中でのｼｮｯｸが大きくて
その中で…ふとあの時を思い出す
お互い忙しかったせいでなかなか合う時間なくて
時間さいてまで会おうって言ってくれたのに私が余裕なくて…
貴 ｢…｣
思い出すと自然と涙が零れて
ｽｹｼﾞｭｰﾙちょうに2つ染みをつけてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黄色いゆりかご | 作成日時：2016年8月12日 8時
