好き (ページ15)

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黄「おおくらぁ～」

緑「はいはーいっ、どないしたん？」

黄「ん～ん、何でもない」

緑「んは、なんやねんも～！」

黄「へへ … っ」

俺はおおくらが好き

好きやけど、おおくらはやっぱり俺とは違う

俺はおおくらの玩具なんだ＿＿＿

抱かれるだけでもいい

俺に構ってくれるなら、そばにいてくれるなら…

黄「にのみやくんのことが … 好き、です」

二「…は？なになになに、なんかの企画？笑」

黄「え、あ…いえ、ちゃうんです。俺…お、俺！本気でにのみやくんのこと…」

二「にしきど、」

黄「ﾋﾞｸｯ、」

二「ごめん、俺は当分嵐と付き合うよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ｻﾞｰｻﾞｰｯ …

黄「はぁっ、」

俺はその日、ずっと憧れてて…好きだった先輩に告白した

でも俺は男で先輩も男だったから

仕方ないけど

やっぱり、流石に辛い

大雨の中たくさんの粒に打たれていた

そのなか俺に大きな黒い傘を指してくれたのは

おおくらだった。