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シェーマ kn⇔nk ページ10

きんときside

※仰げば尊しさんリクエスト
リクエストありがとうございます!

曲パロ


まるで、花が咲くみたいな君の笑顔に見蕩れた。
綺麗な水色が、きらりと光るその様に恋をした。
眠たくなって、ふわりと欠伸を噛み殺して。
その瞳がそっと、夜の街に消えてった。



「おやすみ。」

いい夢を。
そう口にして、隣で眠る彼の額にキスをする。
どんな夢を見てるかな。
幸せな夢だといいね。
怖い夢を見たなら、抱きしめてあげるけど。

怖い夢を見てくれたら、もっと触れられるのにね。

...なんて、ちょっと最低か?

まぁ、否定はしないけど。


「Noを言わない、お前もお前だけど...」

逃げ道は用意してあげたのに、結局逃げずに俺の所にいるまま。
捕まえたら逃がさないって言ったでしょ?
それを受け入れたお前のせい。
...なんて言い訳は、自分の為。


「なーんて。」

ただの独り言。
カチリ。煙草に火を付ける。
すぅと1口吸えば肺は煙で満たされて。
毒を吸って、煙を吐き出すのと一緒にため息もおまけした。

このため息もその夢に沈んでいけばいいのにね。


なんて、それこそ。


「独り言だよ。」


煙草の匂いが部屋に充満する。
このままだと起きてしまうかも。
まぁそれも、別にいいか。
そうしたら、煙草味の口でキスをしよう。
苦いと訴えられても仕方ない。
そんな俺が好きだろう?

害に塗れた煙で肺を満たす。
依存したのはコレと君だけ。
それでも害なのは変わりない。
まぁまぁ、しょーがないじゃん?

「あいしてる」

愛で熱されたこの身体は、汗をかいて冷えてしまったらしい。
彼の身体はまだ熱い。
夜の名残がありありと。

すぅ、とまた煙草を吸えば、害に塗れた煙が部屋を満たす。

汚れたこんな感情も。
君に纏わる執着も。

こんな薄汚れた恋心も、この部屋なら隠してくれる。


「ほら、なかむ。」

その目を開けて、俺を見て。
一緒に踊ろう。
同じ夢を見よう?
ふたりで踊って、全部交換して。

それで一緒に、狂ってみようぜ。


____________________

仰げば尊しさん、リクエストありがとうございました!

この曲難しかった...
解釈が不安定なまま、私も何か分からないまま書いたので、本当に意味のわからない話になってしまった...
雰囲気ちょっと仄暗い感じを目指したんですけど...伝わるかな...
とにかく難しかった...上手く書けなくてすみません(。_。*)


ご期待に添えたかは分かりませんが、楽しんで頂けたら幸いです!!

ねぇ花婿さん br→sh→←▽



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作者名:ローゼ | 作成日時:2020年8月8日 18時

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