▽ ページ35
「うわぁ...綺麗...。」
「でしょ?マイナーな場所だから人も少ないんだよ。」
「broooock、写真撮っていい?」
「うん。」
ついたのは、街路樹が綺麗にイルミネーションされた場所。
この間たまたま僕が見つけたとっておきの場所だった。
その景色を見て目を輝かせるシャークんを微笑ましく思いながら、緊張で跳ね上がりそうな心をどうにか鎮める。
せっかくだから、とイルミネーションではしゃぐ彼の写真を撮って、すぅと息を吸い込んだ。
「シャークん。」
楽しそうな笑顔のまま、彼が振り返る。
僕は、ポケットの中から小さい箱を取り出して、
「正式な夫婦には、なれないけどさ。」
その箱を、ゆっくりと開けて。
「でもずっとずっと、君と一緒にいたいから。」
寒空の下、君の下に跪いて。
「この指輪を、受け取ってくれますか?」
小さな宝石の付いた指輪を見せた。
「っ...!ぅ、ん。うんっ!」
「ふふ、泣かないでよ〜w」
「ぶるっ、くだって、泣きそうじゃんか。」
僕よりも幾分か背の低い彼を抱きしめる。
親指で涙を拭えば、抱きしめ返された腕に力が入った。
「...絶対、幸せにするから。」
「うん...よろしく、お願いします...!」
イルミネーションの小さな明かりに照らされながら。
僕たちはどちらからともなく、唇を重ねた。
指輪
「あなたは私のもの」「永遠」
_____________________
今日はクリスマスですね。
作者はプレゼントにイヤホンを貰いました。
そしてラインスタンプも買いました!!
皆さんは買いましたか?
私は買った瞬間に友達に送りました。
いやぁ...ポイント貯めといて良かった...。
クリスマスの話を書くときに、どういうのにしようかな...と考えていたら、ふとアクセサリーのプレゼントには意味があることを思い出しまして。
それでこの話を書きました。
brshを結婚させたのは作者の推しカプだからです。
許して((
気づいた方もいると思いますが、今回の話はkrsmが朝、knnkが昼、brshが夜となっています。
まぁ、特に意味はないんですが...w
おまけも書くので、お楽しみに〜!
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作者名:ローゼ | 作成日時:2019年9月23日 15時