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禁断の恋がなんだと言うのか broooock⇔スマイル ページ15

broooockside

※broooock→赤井
スマイル→先生
2人は付き合ってないです

すっかりオレンジ色に染まった空。
廊下の窓からは、夕焼けの光が差し込んでいる。
さっきまで部活をしていた生徒達も既に帰宅し始め、学校の中に残っている生徒は少ないだろう。
静かになった廊下を小走りで進み、目的の教室まで急いだ。

「せーんせ!」

教室の扉を開けると、やっぱり、そこにはちゃんと先生がいた。
読んでいた本を置いた先生は、少しため息をつきながら、こちらを見る。

「...赤井か。どうした?」
「テスト。僕今回頑張ったよ?」
「...そうか。」
「...なんか忘れてないですか〜?センセ?」

’’テストの結果が良かったら、御褒美をやる’’
つい先週、目の前の先生が言った言葉だ。
...僕は、ちゃんと覚えてるのになぁ。

「御褒美、忘れてないですか?スマイルさん?」
「学校でそれはやめろ...!」
「ほら〜御褒美くれるんでしょ〜。」
「分かったから...!」

「ほら、しゃがんで目閉じろ。」なんて、顔を真っ赤にしながら言う。
先生の言う通りにしゃがんで、目を閉じた。
すると、柔らかい感触が唇に。
...可愛いことするじゃん?

「ふふっwせんせー、顔真っ赤だよ?」
「うるさい...。ほら、もう良いだろ。」
「え?これで終わりだと思ってるの?」
「これ以上は、ダメだろ...!

...俺は、先生だし...。」

あぁほんと、そのセリフは、大っ嫌いだ。
先生がよく、逃げる時に使う言葉。
自分からキスまでしといて、僕のキスだって拒まない癖に。
今更何を言うんだろう。
キスをした時点で、先生と生徒、なんて関係は崩れているのに。
...禁断の恋が、なんだっていうの?
ふつふつと湧き出た怒りに身を任せて、彼を教卓に押し倒していた。

「ちょ、ぶるっ、」
「うるさい。先生の馬鹿。...好きなら、別にいいじゃんか...!」
「っ...でも、」
「...僕の将来に関わる?」
「...うん。」

ほら、また逃げの言葉。
すぐに逃げる。
捕まえたと思っても。
手に入れたと思っても。
実際は全然捕えられていなくて。
手中に入ったと思ったら、あっという間に、するりと手から滑り落ちて。
せっかく想いが通じあってるのに、年の差と関係のせいで中々前に進めない。
...少しくらい、いいじゃないか。
せっかく好き同士なのに、恋人にすらなれないなんて。
現実は時に残酷だ。

▽→←新作作りました



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ローゼ(プロフ) - あひろさん» お褒めの言葉ありがとうございます!! (9月21日 1時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)
あひろ - 片想いも両想いも、エモエモすぎて感動しました…本当に言葉選びがお上手で…思わず泣いちゃいました() (9月21日 0時) (レス) id: bbc6d491d9 (このIDを非表示/違反報告)
ローゼ(プロフ) - ライクさん» ありがとうございます!w (9月21日 0時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)
ライク - ろぉぜさんしゅき… (9月21日 0時) (レス) id: c1d37a3d16 (このIDを非表示/違反報告)
ローゼ(プロフ) - Yuriさん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです!あーるの方はもう少しお待ちください...。 (9月18日 20時) (レス) id: f55381ff07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ローゼ | 作成日時:2019年6月22日 7時

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