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「だって、俺が必要なのは、なかむだけだからさ。なかむに頼まれて協力してたけど、気づいちゃったんだよね〜。これ、俺になんも得ないなぁって。
だって、なかむはきんときを手に入れる為にこの計画を立てたんでしょ？その手助けをするってのはさ、2人をくっつける手助けする事になんじゃん。
俺は、なかむは俺の物でいて欲しいんだよ。俺だけの物にさ。今はまだ、俺の物じゃないからさ、これから、ゆっくり、時間を掛けて、俺の物にして行くから。」
理解が、出来なかった。
いつも楽しそうに話していたきりやんの面影何てものは、何処にもなくて。
意味の分からない話を、淡々と幸せそうな表情を浮かべて話す。
「だからね、なかむ、」
そう言われて、肩を掴まれた。
とても強い力に、顔が歪む。
「あぁ、いいね、その顔。すっごく興奮するなぁ...。」
何を、言ってるんだ。此奴は。
「好きだよ。なかむ。愛してる。」
「だから、入院しましょう。なかむさん。」
「閉じ込める事があなたの愛なら、俺は、あなたをずっと、ずっと閉じ込めて、診ていてあげるから。」
＿彼奴等みたいに、脱出なんてさせないからさ。
どうやら俺は、もう二度と、ここから出られないようだ。
「＿さぁ、なかむさん、診察の時間です。」
妖しく瞳を輝かせて、俺の頬にそっと触れた。
今日も、この手に支配されて行く。
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今日、何のお話更新しようかな〜って思いながらストックを見たら残ってるお話のストックがズッ友ばかりという...。
出来るだけ連続したカプにしないように心掛けてはいるんですけど、どうしても同じ人が連続とかになってしまうと思います...。
すいません＜(_ _)＞
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作者名：ローゼ | 作成日時：2019年4月14日 22時
