タンジー【文豪ストレイドッグス】

:もしもこう云ったら: リク ページ9

「サヨナラしようか……」

と云ったら 諏訪子だよーん様リクエスト


中島敦

「え、本当に……？」

→不安そうな表情で聞いてくる。
私がそのまま黙っていると何度も何度も確認してくる。




太宰治

「私の事が厭になったのかい？」

→珍しく弱気になっている。
項垂れたまま顔を上げずに、沈んだ声で問い掛けた。




国木田独歩

「なんだ、どうした？ 困った事でもあるのか？」

→質問攻めにされる。
本当に居なくなると考えると、怖くなって居ても立っても居られない。




江戸川乱歩

「……。冗談なんでしょ？」

→少し沈黙してから云う。
名探偵を侮るなかれ、見抜けぬ真実なぞある訳無し。




谷崎潤一郎

「行っちゃ駄目だよ？ ここに居て」

→頼んでくる。
もしそれでも行こうとするのなら、谷崎君は何をするのか分からない。




芥川龍之介

「駄目だ、僕が行かせぬ」

→私の肩を強く掴んでくる。
上のように云っていた時のその目は真剣そのものだった。




中原中也

「サヨナラ……すんのか？」

→確認してくる。
私が頷くのなら静かに送り出すが、何も云う事は無いだろう。




梶井基次郎

「何を云っているのかな？」

→にこ、と笑っているが目は死んでいる。
その後は、ずっと梶井君から色々な事を聞かれた。




エドガー・アラン・ポオ

「そんな、居なくなってしまうのであるか？」

→身を乗り出して聞いてくる。
この声が聞こえた組合のメンバーがだんだん集まってきた。

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