タンジー【文豪ストレイドッグス】

:お菓子を作ったら: リク ページ41

私がお菓子を作って文豪達がそれを食べたら キラリ&キララ様リクエスト


中島敦＿＿＿『クッキー』

「ありがとう！

あの、今食べても善いかな？」

→顔をキラキラさせて喜ぶ。
もぐもぐと一心にクッキーを頬張る姿は、まるでリスのようで、可愛い。




太宰治＿＿＿『マフィン』

「おや、これを私に？

ありがとう、頂くとしよう」

→余裕さは失わない。
失っていないだけで、嬉しそうなのは超鈍感な私でも分かるという程だった。




国木田独歩＿＿＿『トリュフチョコレート』

「随分と本格的だな。

本当に手作りなのか？」

→目を見開いている。
渡すタイミングが善かったようで、その場で食べていた。随分と上機嫌だった。




江戸川乱歩＿＿＿『カップケーキ』

「へー。

まぁまぁ善いんじゃないの？」

→偉そうに食べている。
この人の『まぁまぁ』はかなり大きいぞ……。また作ろうかな。




谷崎潤一郎＿＿＿『ブラウニー』

「あ、ありがとう！

上手だし、美味しそうだね……」

→じっくりと眺めている。
食べるのが勿体ない、というように惜しんだ後、もぐもぐと食べていた。




芥川龍之介＿＿＿『スノーボール』

「暇だったのか？」

→軽く睨まれる。
ただし、手はしっかりとスノーボールの入った袋を握りしめていた。甘党……なの？




中原中也＿＿＿『メレンゲクッキー』

「お前、お菓子作れんのか。

へぇ……。なんつーか……意外」

→じー、と眺めている。
そんなに作ったのが珍しいのか、ずっと意外だ、と云っていた。失礼な。




梶井基次郎＿＿＿『マンディアン』

「うはは、美味しそうだねぇ。

これ、売れるんじゃないかい？」

→笑顔でそう云った。
彼の笑顔はゴーグルをかけていても伝わるくらいに眩しいもの。……指名手配犯なのかこの人は。





エドガー・アラン・ポオ＿＿＿『スコーン』

「我輩はスコーンが大好物なのである！」

→満面の笑みでスコーンを食べる。
作って善かった、と思ったぐらいの食べっぷりだった。……ここは平和だなぁ。

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