タンジー【文豪ストレイドッグス】

:花をあげたら: リク ページ37

白い椿の花を渡して花言葉を伝えたら 諏訪子だよーん様リクエスト

花言葉＿＿＿『完全なる美しさ』『申し分のない魅力』『至上の愛らしさ』


中島敦

「そんな、それは云いすぎだよ！」

→顔を赤くして照れる。
敦君の魅力は素晴らしいよ……。愛らしいという点についても大賛成だ。




太宰治

「おや、これを私に？ ありがとう」

→微笑んでいる。
笑顔のまま、大事そうに抱えている。数日後、ベゴニアを渡された。




国木田独歩

「……それは本気か？」

→赤い顔のまま疑われる。
本気に決まってるでしょうに、この人は一体何を云っているのだろうか。




江戸川乱歩

「えー、今更？ 遅くない？」

→文句をぶーぶー云ってる。
遅くない、とは……？ えっ、まさかバレてた？ 数ヶ月、私は彼にいじられ続けた。




谷崎潤一郎

「も、申し分のない……？」

→フリーズしかけている。
一呼吸の後、向日葵のような笑顔でありがとう、と返してくれた。可愛い。




芥川龍之介

「……こんなの要らぬ」

→花を体から遠ざける。
そこまで自分を否定しなくてもいいのに、と思いながら私は花を押し付けた。




中原中也

「云いすぎだと思うが、まァ、貰っとく。

……照れくせェけど、ありがとな」

→一寸恥ずかしそうにして受けとる。
きちんと世話をしているらしく、その花はかなり長く持った。




梶井基次郎

「へぇ、これを僕に？

……爆破の巻き添えくらったらごめんね」

→興味深そうに受けとる。
その後に、真っ赤なアネモネを手渡された。お返し、らしいけれど……？




エドガー・アラン・ポオ

「あ、先手打たれた……」

→ガッカリしている。
肩を落とした彼の手には、私と同じように白い椿が握られていた。




夏目漱石

「これを、わしに？」

→ほぉ、と嬉しそうに見つめている。
大人の雰囲気というものなのか、静かに喜んでくれた。

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