:危険な異能を持っていたら: リク ページ35
危険な異能を持ってしまい苦しんでいたら うの様リクエスト
中島敦
「苦しいのに、何も出来なくてごめんね」
→悔しそうな顔で私の背中をさすってくれる。
かつて自身の異能が暴走したことのある彼だからこそ分かる、この苦しさ。
太宰治
「泣かないでくれ給え。
私ならなんともない。ほら、笑ってくれないか」
→優しく抱きしめながら囁いてくれる。
不思議なことに、あなたに触れていると安心する。その証拠に、ほら、涙が一筋。
国木田独歩
「俺の怪我など気にするな。
社長に鍛えられた俺からすれば、こんなのかすり傷にもならん」
→僅かに微笑んで頭を撫でてくれる。
私の異能のせいでぼろぼろなのに、痛そうな素振りも見せなかった。
江戸川乱歩
「解決法はあるさ、絶対。
僕が見つけるから、早まらないでよ?」
→そう云ってから眼鏡を装着する。
……私には、分かる。解決法があるだなんて、嘘だと。優しい嘘ほど人を傷付けるものは無い。
谷崎潤一郎
「ほら、ボク生きてるから。
……泣かないで。お願いだから……」
→細雪を使って谷崎君しか見えないようにしてくれる。
それは、私を怯えさせないようにさせる為。弱くて脆い私を守る為。
芥川龍之介
「辛いなら辛いと云え。
その重荷、僕にも背負わせろ」
→少し強引だけど、優しさが。
でも、重荷を共に背負ってくれる人がいてくれる、その事実が嬉しくて仕方ない。
中原中也
「あ?
こんなの怪我って云わねェから、泣くなって、な?」
→傷だらけでけらけら笑っている。
いつものように笑って、いつものように頭をぽんぽん、と叩く。心が痛んで仕方がないな。
梶井基次郎
「そっか、それは辛かったね。
僕に云ってくれてありがとう、ゆっくり休んでよ」
→労ってくれる。
梶井君は彼の白衣を私にかけて、お休み、と一言云ってどこかへ行ってしまった。
エドガー・アラン・ポオ
「……ほら、ここなら大丈夫であるよ」
→私を彼の本の世界へと誘う。
これは彼なりの優しさなのかもしれない。でも、何故か胸が痛い……。なんでだろう?
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(((くされおなご))) - じんさんいいっすよね(((名前が長かった))) (2020年4月24日 16時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
((((((((くされおなご))))))))) - 羊歌娘娘さん» ホンマそれな (2020年4月24日 16時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
朱備(プロフ) - 羊歌娘娘さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです (2018年4月10日 21時) (レス) id: a1b9f2f616 (このIDを非表示/違反報告)
羊歌娘娘 - 朱備さんが書く、ポオ可愛いです!\(//∇//)\ (2018年4月10日 20時) (レス) id: d0b7bedc26 (このIDを非表示/違反報告)
朱備(プロフ) - 憐華さん» すいません、分からないですね……。偶然一致したようです。ですがそのアニメも面白そうですねw チェックしてみたいと思います (2017年12月20日 6時) (レス) id: a1b9f2f616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱備 | 作者ホームページ:http://kakyoinlove
作成日時:2017年8月16日 12時