タンジー【文豪ストレイドッグス】

:もしもこう云ったら 4: リク ページ28

「死なせないさ。

虫ケラみたいに嫌ってた弟に情けをかけられ、あんたはみじめに生き延びるんだ」

と云ったら 怜希様リクエスト


中島敦

「え、あ……、ん？」

→一瞬動きが止まる。
虫ケラ、みじめ、という単語に反応していたようだ。以後気を付けよう。




太宰治

「やってみ給えよ、やれるものなら。

勢いだけで終わらないと善いね」

→ノリノリで返す。
こういう台詞は一瞬で思い付くものか？ 勝てる気がしない。




国木田独歩

「……まだ怒っていたりするのか？」

→恐る恐る聞いてくる。
まっさかー、あんな事で怒ってなんかいる訳ないじゃないですかー。




江戸川乱歩

「虫ケラみたいに嫌ってた、って酷い云い様だね」

→なんかケラケラ笑ってる。
一寸待って、今日はいつも以上に怖いような気がする。




谷崎潤一郎

「え、いきなりどうしたの？

こ、怖いけど……」

→結構ビビっている。
急に口調が変わってあんな事を云えば、そりゃあビビるよね。




芥川龍之介

「貴様を虫ケラの千切りのようにしてやっても善いのだが」

→羅生門を発動させ、微かに笑って云う。
いや、そんな怖い事を料理名みたいに云われましても。




中原中也

「上等じゃねェか、やってみな。

……あ、弟？ ここにいるか？」

→途中まで格好善かったのに。
途中でマジレスされたんだけど。駄目だよ、そこは気にしちゃあ。




梶井基次郎

「ん？

いつだか僕の檸檬型爆弾で死んだりとかした？」

→内容は怖いけど割と真剣に考えている。
いやいや、待って。そんな思い出せないほどにやってんの！？




エドガー・アラン・ポオ

「それは……困る」

→悩んでいる。
安心して、そんな事しないから。……よっぽどの事が無い限りはね。

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