タンジー【文豪ストレイドッグス】

:他の男に泣かせられたら: リク ページ22

他の男に泣かせられたら 幽鬼兎様リクエスト


中島敦

「酷い事をする人がいるんだね」

→ずっと背中をさすってくれる。
私が泣き止むまで、ずっと、背中をさすってくれた。




太宰治

「私の云った通りだったじゃないか。

あの男は信用するべきではないよ、ってね」

→微笑んで頭を撫でて云っている。
その微笑みに、微かに狂気が込められているかのように見えた。




国木田独歩

「……」

→黙ってそっとしておいてくれる。
泣き止んだ後、俺はそんな事しないからな、と小さい声で云ってきた。




江戸川乱歩

「ほらー、僕の云う通りにしないからー」

→あーあ、とやっている。
何だかんだ云っているけど、ずっと側に居る。優しい。




谷崎潤一郎

「……アイツ……！」

→殺気立ってる。
待って待って、そんな怒らなくても善いよ。大丈夫だから、ねぇほら、ナイフ置こうか。ね？




芥川龍之介

「お前の望み通りに始末してやる。

あの男にはどうなってほしいのか云え」

→芥川先輩なりの優しさが溢れ出てる。
確かにあの男は憎いけれど、私はそこまで無情じゃないからね？




中原中也

「あんな男よりも俺の方が善い。

後悔させねェから付き合ってくれ」

→その状況を逃がさず告白。
その言葉に嘘は無いのだろうけど、今の私では信じられない。ごめんね。




梶井基次郎

「まぁ世界は広いし、ああいう人間も１人ぐらいはいるさ」

→慰めてくれる。
温かい紅茶を飲みながら聞いていたからスッ、と心に入っていった。




エドガー・アラン・ポオ

「何て人だ……」

→男の酷さに呆然としている。
ポオは優しいから、こういった事をする人が信じられないようで。

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