私は何者なの？【2j3j】 (ページ24)

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真実ページ24

天宮side

天｢叶、さん？｣

叶｢天宮。これ｣

叶さんの手には鈴。

私の髪飾りの鈴。

さっき落とした、、

焦る私。

天｢叶さん！ありがとうございますー！気づかなったなー。どこで見つけたんですか？｣

何とかこの場をやり過ごそうとした。

でも、叶さんにはバレバレだ。

叶｢天宮。あの場面みた？｣

天｢え？｣

叶｢僕しか気づいてなかったみたいでね。あの時。Aちゃんが吸血鬼だったとき。天宮見てたよね｣

叶さん。。。

やり過ごせない。

正直に話した方がいい。

そう思った。

私はそのことを話した。

寝れなくて興味本位で見てしまったこと。

怖くなってここまで逃げてきたこと。

叶｢そっか。ごめんね、怖い思いして。｣

天｢大丈夫です。でも、、、Aちゃんは、、悪い人じゃないよね？｣

叶｢うん。悪い人じゃない。天宮、今から話すことはみんなに内緒。できるかな？｣

天｢うん。できる｣

叶さんから聞いた話は

残酷だった。

幼い私にも分かるくらいに。

叶｢そういうこと。大丈夫？｣

天｢うん。大丈夫。｣

私はこれからずっとAちゃんの隣にいたい。

そう思った。