JUMPの新メンバーは、男装がーる。５

episode＊１８６ ページ8

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(( Kota side ))





『あぁー、だるっ』


圭人「Aー。。
上乗っかっちゃうと、動けない…」








27時間テレビから、
数日経った今日。



雑誌の撮影だから楽屋で待機中の俺たちは、
各自 自由に過ごしていた。








スポーツ雑誌をソファで読んでいた俺の前で、
しゃがんで靴紐を直していた圭人の後ろから抱きついたのは、ここ最近眠そうなA。



だるーっていいながら、あくびしてるし。








『圭人の背中、きもちぃ…』


圭人「A 降りて、。俺動けないよ。。
あとで膝貸してあげるから、今はどいて…？ね？」


『うん…ごめん圭人。

……ふわぁ〜。。眠っ、』








しぶしぶ圭人の背中から降りたA。
また欠伸をひとつして、眠そうな目を両手で擦った。








俺的には心配なんだよ。。






最近、Aにくる仕事が増えてる。

映画にドラマ…雑誌にテレビにラジオ。
朝も昼も生放送出て、モデルの仕事もたくさんこなしてるらしい。





おととい、夜遅くまで生放送出てたのに
昨日の明け方に家を出て行った。

そのあとは少し寝てたみたいだけど、
午後はモデルの仕事に出かけて行ってた。






そんなタイトなスケジュールをこなしてるのはすごいけど……少しは自分の心配もしてほしいな。






この仕事が好きなのは、伝わってくる。



それでも、自分の体が一番大事だから
睡眠も食事も休養もちゃんとしてほしいよ。






圭人の膝枕でウトウトしてるAに目線を合わせるようにしゃがんだ。








宏太「A、辛くなったら言うんだよ？
俺たちにできることはサポートするからさ。眠かったら、いつでも肩も膝も貸すし。

メンバーみんな思ってるから、俺たちを頼って。」


『うん、ありがと宏太……』








頭を優しくポンポンと撫でてあげると、
少し微笑んで、すぐに眠りについたA。





俺たちの想い、伝わってるといいな。





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(( 圭人、そこ代わって。僕、そこがいい。))


(( えぇ！でも、動けないよ… ))


(( それより写真！みんな、今がチャンスだよ！))


(( ヤベェ、ちょーかわいー！))


(( 伊野ちゃん、うるさい。静かにして。Aが起きちゃうでしょ。))





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