episode*222 ページ45
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(( Kei side ))
____ピッピッピッ…
真っ白な病室に響く機械音。
ベットに横たわるAを囲うように立ってたり、座ってたりする俺たちは、いつもにないくらい静か。
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お医者さんの話だと、命に別状はないらしい。
目が覚めて検査したら帰れるらしいけど……いつかはわからないって。
俺はAの手を握って、
早く目が覚めるようにひたすら願った。
カラカラ____
パタン……
瞬「あの3人組、警察に連れてかれたって。
でも、このことは報道されないから安心して」
外で電話していた瞬さんが戻ってきた。
やっぱり、犯人はなんとかっていう3人組だった。
あの3人が機材室から出て来るのを見たっていう人がいて、警察が事情聴衆してるって。
なんで、Aはこんな思いをしなきゃいけないの?
Aが何かした?
………もう、Aに辛い思いはさせたくないよ。。
慧「A…」
…
『…………んん、……け…い?」
慧「、!A!」
ゆっくりと目を開けたA。
まだイマイチ状況が分かってないみたいで、
キョロキョロしてる。
瞬さんが慌ててナースコールを押したのが横目で見えた。
慧「大丈夫?痛いとこはない?」
『うん、ちょっと…腕が痛いくらいだよ』
涼介「本当に?大丈夫??」
『んもぅ、大丈夫だよー。結構元気かも!』
いつもの笑顔で微笑んだAを見たら安心して、
溜まっていた涙が溢れそうになった。
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慧 - 面白いです!いのちゃんカワイイ//// 女の嫉妬って怖い(ビクビク (2016年11月13日 0時) (レス) id: 8895c692f6 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - 陽葵さん» ありがとうございます(o^^o) これからも応援よろしくお願いします!! (2016年10月30日 17時) (レス) id: ee4b1337b5 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - きりつなさん» ニヤニヤしながら読んでいただいてるなんて、すっごい嬉しいです(〃ω〃) よろしくお願いします! (2016年10月30日 17時) (レス) id: ee4b1337b5 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵 - スゴ───(〃'艸'〃)───ィおもしろいです! (2016年10月30日 16時) (レス) id: 28d5d545d5 (このIDを非表示/違反報告)
きりつな(プロフ) - 明さん» いえいえ、とんでもないです。いつも楽しくニヤニヤしたりハラハラしたりしながら読ませていただいております。こちらこそ、これからも応援させてください! (2016年10月22日 20時) (レス) id: fff9eec00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明 | 作成日時:2016年9月8日 21時