episode＊１９８ ページ20
・
慧「相田Aさん。
あなたに伝えたいことがあります」
シーンとした空間の中、彼が話し始めた。
慧「Aは明るくて、元気で、ちょっとうるさくて…
でも、誰よりも努力してるし、誰よりも悩みを溜め込んじゃうよね」
慧「俺はAが女の子だって聞いたとき、ショックだった。
………でも、逆に守りたいって思った。
もっと頼ってほしいって、ずっと思ってた。」
慧「それから、一緒にいる時間が長くなるにつれて、Aしか見えなくなって、
…どんどん惹かれてったんだ」
『……………、』
彼はゆっくりと近づき、
ふんわりと包み込むように私の両手を握った。
いつも眠そうなタレ目はまっすぐと私を捉えていて、
思わず吸い込まれそうになる。
慧「Aが好きです。
……俺と、付き合ってください」
そのとき、彼の握る力が少し強くなった気がした。
喉の奥がじわじわと熱くなってきて、
込み上げるものが抑えられない。
震える唇を噛んで、
大きく深呼吸を１つして、
私も…彼を真っ直ぐ見つめた。
『私も、好きだよ…っ
………こちらこそ、よろしくお願いします』
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慧 - 面白いです！いのちゃんカワイイ//// 女の嫉妬って怖い(ﾋﾞｸﾋﾞｸ (2016年11月13日 0時) (
レス) id: 8895c692f6 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - 陽葵さん» ありがとうございます(o^^o) これからも応援よろしくお願いします！！ (2016年10月30日 17時) (レス) id: ee4b1337b5 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - きりつなさん» ニヤニヤしながら読んでいただいてるなんて、すっごい嬉しいです(〃ω〃) よろしくお願いします！ (2016年10月30日 17時) (レス) id: ee4b1337b5 (このIDを非表示/違反報告)
陽葵 - ｽｺﾞ───(〃'艸'〃)───ｨおもしろいです！ (2016年10月30日 16時) (レス) id: 28d5d545d5 (このIDを非表示/違反報告)
きりつな(プロフ) - 明さん» いえいえ、とんでもないです。いつも楽しくニヤニヤしたりハラハラしたりしながら読ませていただいております。こちらこそ、これからも応援させてください！ (2016年10月22日 20時) (レス) id: fff9eec00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 | 作成日時：2016年9月8日 21時
