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episode*92 ページ7







涼介「ねぇ、俺さ…どうすればいいと思う?」







空を見上げながらも、私の背中をさすって
落ち着かせようとしてくれてる。






でも、その質問には答えられない。

というか、答えが見つからない。





彼の心が分からない。読めない。


なぜ、そんなことを聞くの?








涼介「燐が女だって聞いて、信じられなかった。
こんなに凄いヤツが女だったなんて、
悔しくて悔しくて…プライドが許さなかった。




だけど…





どこか安心してる俺もいたんだ。」


『…………えっ?な、なんで…』






涼介「俺自身も分からない。
だけど、不思議な安心感があって…






“これからも、一緒にいたい”

そう思ったよ。」



『…………っうぅっ…』








真っ直ぐな視線を私に向けて、
優しく微笑む涼介。



思いもよらない彼の言葉に
止まりかけてた涙は込み上げてくるばかり。








涼介「おいおい。泣くなよ〜。」


『…っ…だって…だってぇ……』


涼介「ははっ。泣き虫な子だな。」








背中をさすってくれてた左手は移動して、
頭の上でポンポンとしてくれた。



背の高さは同じなのに、
私より大きい手は優しくて、
包み込んでくれるようだった。




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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 紅一点 , 男装   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - いずみん☆さん» お疲れ様です!私も、もうドキドキしてきちゃいました…!(笑)お互い、頑張りましょうね(=´∀`)人(´∀`=) (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いずみん☆さん» ああいう雰囲気のもの、好きなんですよ!オシャレでいいですよね〜 (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん☆(プロフ) - 明さん» 私も、今日テストでした(苦笑)テストって、本当、嫌ですよね。 (2016年7月1日 21時) (レス) id: 2eb9ea05e7 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん☆(プロフ) - 明さん» ジャケ写、カッコいいですよね! (2016年7月1日 21時) (レス) id: 2eb9ea05e7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いずみん☆さん» ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ ジャケ写の写真も出て、結果も出てないのにワクワクしてます(笑) (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年5月30日 20時

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