episode*115 ページ31
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涼介「ねぇ、伊野ちゃん。
俺、あと一歩を踏み出せないんだけど。」
慧「うん、俺もだよ。山田。
この敷地の中には入れないよ。」
2人で手をつないで、
入り口の看板を見上げてる。
そこは……
“ビックサンダー・マウンテン”
私たちは、もう入ってるのに
かれこれ10分は入るのを戸惑っている。
『……あぁぁぁぁ!もう!早くして!!』
並んでた道を逆走して、
2人の両手を掴み 無理矢理引っ張った。
モタモタ、タラタラしてるのが
あまり好きではない私。
なかなか決断しない彼らに痺れを切らした。
涼介「おいっ、待てよ!
まだ、心の準備が…!」
慧「いやぁだぁー!
乗りたくなぁーいっ!!」
ゴチャゴチャ言ってる彼らを完全無視。
ズンズンと歩いて、
みんなが待ってるところまで進む。
雄也「あ、やっときた」
『この2人連れてくるの大変なんだけど、!』
侑李「いつ逃げ出すか分かんないから、
ちゃんと捕まえとかないとね」
由梨「伊野尾さん、山田さん…ドンマイです」
並んでる間も2人の手首を
ずっと掴んでた。
もちろん、ちゃんと優しくね?
跡ついちゃったら大変だもん。
…
しばらく並んで、
次で乗れそうなところまで来た。
涼介「俺、もう無理。
せめて、燐の隣にさせて!」
慧「えぇ〜、俺も燐の隣がいー!」
座る順番を決めるときに
駄々をこね始めた2人。
これがまた、めんどくさいんだよなぁ。。
侑李「ダメ、燐は僕の隣だから。ねー?燐っ」
『そうそう、さっき約束したの〜。
……と、いうことで2人で座ってね?』
きましたっ!
救世主、小悪魔知念さん。
あの笑顔の威圧で
見事、2人を静かにした。
さすがですっ!
・
アトラクション中、
『ギャァァァ!』という叫び声
と
乗り終わった後、
『俺ら生きてたね…!』という安堵の声
が聞こえたのは言うまでもない。
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明(プロフ) - いずみん☆さん» お疲れ様です!私も、もうドキドキしてきちゃいました…!(笑)お互い、頑張りましょうね(=´∀`)人(´∀`=) (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - いずみん☆さん» ああいう雰囲気のもの、好きなんですよ!オシャレでいいですよね〜 (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん☆(プロフ) - 明さん» 私も、今日テストでした(苦笑)テストって、本当、嫌ですよね。 (2016年7月1日 21時) (レス) id: 2eb9ea05e7 (このIDを非表示/違反報告)
いずみん☆(プロフ) - 明さん» ジャケ写、カッコいいですよね! (2016年7月1日 21時) (レス) id: 2eb9ea05e7 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - いずみん☆さん» ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ ジャケ写の写真も出て、結果も出てないのにワクワクしてます(笑) (2016年7月1日 21時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:明 | 作成日時:2016年5月30日 20時