episode＊３７ ページ37
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涼介「おい〜、泣くなよ〜」
『うぅっ……だってぇ…っ』
ポロポロと溢れる涙を
彼の綺麗な親指が拭ってくれる。
嬉しくて嬉しくて
アイツが少し嫌いだと思ったのに
そんなのどうでもよくなっていた。
涼介「じゃあ、改めてよろしくね」
『うん、こちらこそよろしくお願いしますっ』
彼が差し出した右手
私も右手で握り返した。
涼介「あっ、敬語は無しだからね！あと、俺のことは涼介って呼んで」
『うん、分かった。よろしくね、涼介。』
ただ、これだけのことなのに
なんとなく距離が縮まった感じがして
自然と頬が緩む。
・
・
・
それからというもの
涼介と今まで話さなかった分を埋めるようにたくさん話して
お互いのことをたくさん知った。
涼介は意外と女子力が高くて
私とは比べものにならないくらい。
やっぱり、
キラキラのアイドルは違うね(笑)
...でも、私も負けないように" 女子力 "という言葉を
私の辞書に書いておこうっと。
・
『ハッ...ハッ...ハッックションッ！！！』
涼介「うわっ！びっくりした〜...って、大丈夫？
風邪ひいちゃうといけないから、シャワー浴びてきな？」
『うん。ありがとっ』
涼介「あ、これ着てって？」
そう言った涼介が渡してきたのは
グレーのパーカー。
...さっきまで彼が着ていたものだった。
パーカーから香る
彼の匂いに鼻をくすぐらせながら
シャワー室へと向かった。
・
最初は
怖い人っていう存在だったけど
今では
優しい人っていう存在である。
もう、すでに
私のなかでの彼は
かけがえのない仲間となっていた＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
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明(プロフ) - 有★山さん» 本当に長らくお待たせいたしました！あと数分で公開しようと思っています！ (2016年4月21日 23時) (
レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - (名前)優菜さん» ありがとうございます！待っていて下さり、本当に嬉しいです…！これからもよろしくお願いします！！ (2016年4月21日 23時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
有★山(プロフ) - 明さん» 2の方に早く見たいです！(^_^)どうしたら見れますか？ (2016年4月21日 22時) (レス) id: 859c4e695b (このIDを非表示/違反報告)
(名前)優菜(プロフ) - パスワードかけられたんですね｡｡｡（泣）ずっとずっと待ってます！応援してます!!! (2016年4月18日 2時) (レス) id: 8243a5fe80 (このIDを非表示/違反報告)
明(プロフ) - くるとる。さん» ありがとうございます！共感していただけて嬉しいです♪これからもよろしくお願いします！！ (2016年4月10日 18時) (レス) id: 920bc4d210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明 | 作成日時：2016年3月8日 19時
